
JR四国土讃線の終着駅窪川は、黒潮鉄道と予土線が集まるターミナル駅だが、明らかにローカル線集合駅なのでヒトカゲはまばらだ。乗り鉄であれば一度は行ってみたいと思う駅だが、すでに駅構内には売店すらない。
食堂が営業しているのだが、運の悪いことにいつ行っても休業日に当たってしまう。その終着駅に大きなパネルが貼られていた。初代のキャラ電車が復刻すると書いてある。熱心ンな乗り鉄であればこの罠にはまんまと引っかかるだろう。

そのJR窪川駅からとほで100mほど離れた場所に黒潮鉄道の駅がある。ローカル線ではよく見かける一両編成のディーゼル車だ。これがJRホームの隣にこれ見よがしに泊まっている。乗りたいなあ。玖波川駅から高知県西の端にある宿毛までの鈍行旅はたのしいだろうなあ。のりたいなあ。と、乗り鉄の欲を掻き立てるためのディスプレイではないか。
どうも最近のJR四国はマーケティング力が上がったようで、あちこちの駅に仕掛けがかけてある。愛媛県松山では新駅が高架化とともにオープンした。素晴らしいことに旧駅はそのまま現状保管_されている。解体せずに観光施設として維持すれば良いと思うが。アンパンマン電車のスタンプラリーも開催中だし。鉄分の多い子供を今から育成するという長期計画があるような気がする。
個人的にはJR北海道も見習ってほしいものだ。函館発、札幌、旭川、稚内、網走、釧路、フ富良野、千歳空港という北海道ぐるっと一周寝台車(復活カシオペア)の旅など、絶対プラチナきっぷになると思うのだがなあ。ホテル仕様の個室だけで十分だろう。1週間の旅で朝昼晩と食事付きでで100万円くらいでどうでしょう。
毎週、月曜と金曜の2便運行で、年間100回くらいは、切符が捌けると思うのだがなあ。