
北海道土産、不動のトップは「白い恋人」だった。ところが、首位の座を奪い取ったのはチョコレート屋らしい。なぜ北海道でチョコレートと思うが、世界中の観光都市で定番土産となっているのは圧倒的にチョコレートだ。サンフランシスコ、シドニー、シンガポール、ロンドンなど世界の大都市にある土産物屋でドーンと並んでいるのは、どこの街でもチョコレートだ。
そもそもチョコレートの主原料はカカオで、それを輸入し加工する「技術」がチョコレートの品質につながるのだから、技術さえあれば世界中どこでも名物になる可能性はある。
たまたま日本ではチョコレートを売りにした街がなかっただけのことなのかも知れない。北海道であればカカオビーンズ以外の原材料は全て自前というか地元産で揃えられるというメリットはある。チョコレート製造に気温や季節は関係ないだろうから、場所を選ばないと言えばその通りだ。

千歳空港内にある「見える工場」がチョコレート会社によって運営されているのはある意味グローバルな観光という意味で理解しやすい。残念ながら海産物などであれば、製造工程を見せるのはなかなか難しい。ちょっとグロい光景になる。チョコレートであれば綺麗なものだ。

製造ラインがガラス張りの通路から眺めることができるが、この日はラインが止まっていた。いつ製造するのかとも思うが、毎日朝から晩まで稼働していてくれないと「見物」には物足りない。


それでも申し訳なさそうに、完成品のデコレーションされた3Dチョコ作品が並べられていた。確かに土産物としては手の込んだものだが、日本的と言えば日本的なものだ。
キャラ弁を作る国民性があれば、「カワイー」チョコを作るくらいお手のものだろう。国際線ターミナルの出し物としては、オタク系グッズと共にふさわしいものだ。千歳空港企画陣は思っていた以上に戦略的なのだな。
ちなみに空港併設の映画館も覗きに行ったが、上映しているのはアニメばかり。グローバルな商品を揃えるという意味では徹底している。すごいな。