
所用があり北海道にある実家に戻ることにした。今回は航空会社を変えてみた。ON TIMEで出発した。実に快適だ。隣の搭乗口からの便は相変わらず定刻では飛べないそうで。お気の毒なことだ。
しかし登場締め切り時間に。もう入り口は閉めるけれど〇〇サン……………以下数名の方、今すぐきても乗れないよ、というアナウンスを毎度のように聞く。たまには、従業員の煽動で走ってっくる奴もいるが、あれが一体どういうことなのかといつも思う。時間ギリギリに来て身体検査で捕まっているということだろうか。乗り遅れ客の探索に費やす手間や時間、おまけにそのせいで出発時間が遅れることによる同乗客の迷惑を考えると、もっとバッサリ切り捨てても良いのではないかなと思う。
オンラインチェックインが始まってから増えた現象でもあると思うが、なんとか対策を立てる必要があるだろうなあ。以前は空港でチェックインする必要があったので、その時点で間に合う間に合わないは判断できていた(地上係員が判断して引導を渡した)せいだろう。いまではそのきのうがない。身体検査の手前にある搭乗券チェック時に「もう間に合わないよ」とか警告するシステムが必要なのではないか。
それ以外に乗り遅れる原因として考えられるのは、身体検査は済ませたがのんびり飯を食っているとか、土産物を買いすぎて歩けないとか、わがままな理由がるのだろうが、そういう奴らは放置で良いだろう。
などと座席で考えていたら、通路を走ってくる奴がいた。幸いにもドアが閉まる直前に駆け込んできたらしい。やれやれだ。時代に合わせてルールは変わるが、人の気性は変えられないらしい。

同じようなことだが、空港で搭乗前に気がついたことが一つある。ゴミ箱に雑誌・新聞という区分がなくなっていた。たまたま家から持ってきて新聞を読み終わったので捨てようと思ったのだが、いつの間にか専用ゴミ箱がなくなっていた。全然気が付かなかったが、なくなっても当然だろうと思う。すでに駅のホームでも雑誌のゴミ箱は消滅している。
そもそも新聞を読む人はもはやいないのだ。スマホでニュースを見る、関心のある記事は検索する時代だからなあ、と事情は理解できる。自分も使わなくなったから「新聞ポイ捨て箱」がなくなっていることに気が付かなかった。
時代の変化とはこういうところに現れるものなのだな。