食べ物レポート

ひさしぶりの味噌ラーメン 

定番の「何も乗せていない」プレーンな味噌ラーメン これがお気に入りだ

埼玉県中央部、東松山で見つけたラーメン屋の支店が地元で開いたのはコロナの2年目だった。なかなか勇気のある開店だなと思ったが、その後は順調に客足が伸びたようで、最近は昼に行くと行列ができていたりする人気ぶりだ。
まだ9月の暑い時期だったが、ふと思い出して味噌ラーメンを食べに行った。確かにこの店の味噌ラーメンは濃厚でコッテリとした味がする。ただ人気の源は味付けだけではなく、大ぶりのどんぶりに入ったたっぷりスープだろう。どうも最近の小洒落たラーメン屋ではどんぶりを小さくしてスープも少なめというメニュー作りが多い。
スープが少ないと食べている途中で麺とスープの絡みが悪くなる。個人的には嫌悪するタイプのラーメンだ。出てきたラーメン丼が小ぶりだと、二度といかないことが多い。店外にいるときにどんぶりの大きさがわかれば決して入店しないのになあ。

ラーメンを待つ間にメニューをぼーっとみていたら、なんとこの店でも今年は冷麺をやっていたのかと驚いた。どうやら全く気がついていなかったが、ラーメンの業界的に夏は冷やし中華オンリーではなくなっていたらしい。夏こそ冷麺という、新ムーブメントなのか。おやまあ……………だな。

五穀みそってなんなのだろう?

ラーメン店をチェーン化するのはなかなか難しいのだが、この店は順調に店舗数を増やしているようだ。地元埼玉発のラーメンチェーンが頑張っているのは嬉しい。地元であればこそ、店が増えると食べに行きやすい。新しいラーメン屋に挑戦するのも良いが、やはり馴染みのブランドで馴染みの商品を食べるという「セーフチョイス」は捨て難い。
ぎょうざの満洲につづく埼玉を代表するブランドラーメン店になって欲しいものだ。

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