
歩いて行ける距離にある町中華チェーン店は、夏になると恒例の「ナス」特集になる。いつもの年は「なす味噌」なのだが、今年は「ナス醤油炒め」だった。生姜が効いたさっぱり系の味付けで、これは飯のおかずというより酒の肴だなと思った。
価格がワンコインに抑えられているのも良い考えだ。ここ1-2年、価格はどんどん上昇しているのが外食の趨勢だが、どうやらこれ以上の値上げはまずいという判断をしたらしい。
季節の食材を使い原価調整して値段を抑える。常連客には毎日のように来て欲しい「町中華」というコンセプトでは、忘れていけない大事なポイントだ。その原点に立ち返ったということのようだ。この辺りのバランス感覚は、理屈というより反射みたいなものだろうなあ。反射が鈍い経営者では、結局、生き残れない「弱者必敗」が外食企業というものだ。

ナス炒めに白飯というのもうまそうだが、今回はチャーハンにしてみた。米を大量に食べたいというより、おまけでついてくるスープが飲みたかったからだ。いつも不思議に思うことだが、町中華で定食についてくるスープを単品で注文したいのだが、どの店でもメニューにない。単品スープを販売していない。できればラーメン丼1杯分くらい、このおまけのスープが飲みたいものだと思っている。
もしそういうメニューがあれば、大盛りスープ+白飯大盛り+搾菜くらいで「貧乏人救済セット」としてもらえないかな。まあ、貧乏人とは語感が悪いから、ランチ代節約応援セットとかになるのだろうけれど。
最近の満洲は味付けが薄めになった気がするが、チャーハンだけは濃いめの味を残して欲しい。高齢社会に向けた優しい取り組みらしいが、ここだけはなんとかしてもらえないだろうか。と思いつつ、実は白米の代わりに玄米の炒飯も注文できるそうなので、それは次回に頼んでみよう。玄米チャーハンは健康志向というより、歯ごたえに興味ありなのだ。