
街を歩いていると時々妙に感動的な看板にであう。これは最近見た中で一番感心したものだ。「そこのあなた」と呼び止められ「あじは好きか」」と聞かれる。うーん、あじ推しの店なのかと思えば、なんと魚は色々あるようだし、そもそも「鬼締め」ってなんだ。新しいプロレスの技のような感じもする、不思議な単語がとても気になる。ごちゃごちゃと描きまくっているのに、なぜか足を止めてしっかり読んでしまった。

「素通り禁止」と言われても困る。やはり「鯵推し」らしいが、ど久礼アジとは聞いたことがない。そもそも久礼に友人はたくさんいるし、その中には魚屋の大将もいるのだが、カツオを勧められることはあってもアジを食えと言われた記憶がない。久礼のアジはうまいのか?

まるた商店さま、次回は素通りせずにお店に入ってあれこれ食べていきます。その時に、久礼のアジの秘密を教えてください。

その近くに、これまた懐かしい雰囲気の飲み屋横丁、飲み屋小路があった。ここも店の前を彷徨くことは何度かあったが、実際に店に入ったのはつい最近という手抜きぶりだが……………

これまたなんとも不思議な店を見つけた。うどんとラーメンと焼飯のどれが主役かわからないが「めしや」らしい。そして焼き魚と刺身も食べられるらしい。たしかこの店も夜しか営業していないようなので、次に高知に来た時のノルマになるなあ。しばらく、いつもの葉牡丹はお預けで、高知の迷店巡りをしてみよう。