食べ物レポート

いただきもの

寡聞にして国産アボカドが存在していることを知らなかった。たまたまいただいたものを見て、あやまあ、と思った次第。ともかく大きい。スーパーで売っているメキシコ・アボカドしか知らないので、アボカドのシュリについて知識がない、比べようもないが、持った感じはずしりと重い。また、皮の中がしっかりと硬い感触がある。
しばらく室内に置いておき、柔らかくなるのを待ってみた。毎日、皮を触り確かめるのだが、なかなか柔らかくならない。二週間ほどしてようやく少し押すと柔らかい感じがしたので、半分にして食べてみた。
身は柔らかいのだが、完熟アボカド特有の溶けて崩れるような感じはしない。すべすべの果肉がとろけるような感じだった。なめらかというのが一番当たっている。味は、思っていたよりもあっさり目で、サラダによく合う気がする。

スーパーで買ってきた普通のアボカドと比べてみた。子供のゲンコツと大人のゲンコツくらいの差があるのがわかる。
最近はデパートに行った時に国産アボカドを探してみるが、どうもお江戸では出回ってはいないようだ。貴重なものをいただいたことは間違いない。感謝。

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