
高知県高知市の最重要ランドマークはこれに違いない。路面電車もバスも、ここを中継点としている。全国的にもよく名前の通った場所だ。だが、観光名所というより、すでに地名アイコンと言ったほうが良い場所だとも思える。

歌にも歌われる「はりまや橋」はこれだ。歩くと15秒ほどで渡れる。今ではすっかり都市開発の中で忘れられたように残る小川を跨いでいるが、このすぐ隣から川は暗渠になっているので、橋に関しての実用的な意味合いはまったくない。

気になったので反対側からも写真を撮ってみたが、見た目は同じだ。この後で男性二人組の観光客がこの橋の上で写真を撮っていた。自撮り棒を使っていたので、日本人観光客ではないかもしれない。




ただ、このはりまや橋を起点に帯屋町を中心とした繁華街が広がるので、高知の観光スタート地点としては良い場所だ。まずは、坊さんになった気分で土産物店で珊瑚のかんざしでも覗いてみるのはどうだろうか。