
一年振りくらいで高知に行った。高知空港でのお出迎えはいつも通りの龍馬さんだが、このかたの業績を存じ上げる人は旅行者の中にどれくらいいるのだろう。幕末期の人物では破格の人望を持つ方だ。幕末を描いた時代劇でも、大体は「良い人」として描かれる。主人公との絡みを約束された名脇役でもあり、認知度もそれなりのものだとは思うが。平均身長が150cmくらいだった江戸時代末期に170cmくらいの高身長だから、町を歩けば目立った人だったにちがいない。

もう一人、高知を代表する(のかなあ)人気キャラはこの方で、おそらく全国的な知名度、知っている年齢層の広さからするとこのかたの方が圧倒的かもしれない。少なくとも現時点で5歳から80歳くらいまでの日本人で、この方を知らないという人の方が珍しいのではないか。自分が子供の頃に見て育った世代もすでに孫が生まれるくらいの歳になっているはずだ。少なくとも増税大好き総理大臣より遥かに知名度が高いことは間違いない。もちろん人気度で言えば雲泥どころか天国と地獄くらいの違いがある。
あの世界的に有名なネズミキャラよりもある意味で浸透度は高いかもしれない。作者の故郷が高知という関係で、高知を代表するキャラとなっているはずだ。

JR高知駅に行けば、当たり前のようにキャラ列車が待ち構えていた。これが季節限定などではなく定時運行しているのだから、やは高知の人気者はすごい奴なのだ。

高知のキャラについてあれこれ考えながら、駅で列車の時間待ちをしていた。中途半端な時間だったので、駅で軽く昼飯と思ったが、なんとこの日は駅の食堂(カフェ)が定休日だった。駅の飲食設備が休業とは、おそらく正月を除けば生まれて初めての体験だ。JR四国はどういう考えなのか、ちょっと不思議に思ったが、コロナの後は売れない日は休むという新しい慣習ができつつある。仕方のないことだろう。
結局、全国チェーンのベーカリー店舗でイートイン利用してパンで早めの昼飯にした。なぜ、高知に来てまでカレーパンだと言いたくなるが、ここは例の高知キャラに免じて許すことにした。流石に、あんぱんはあまりに失礼なので食べる気にはならない。カレーパンに追加してピザパンにしてみた。ピザパンマンはいたかなあ。しかし、この組み合わせではボリュームがありすぎ、軽食とは言えないレベルだった。
後で気がついたが、駅弁を買って列車の中で食べればよかったのだ。久しぶりに旅に出たせいか、あまり頭が働いていないようだった。やはり高知に来た時は、のんびりな時間を過ごして、昼飯はひろめ市場に行くべきなのだと反省してしまった。あのカオスな市場で食べる昼飯(夜メシもだが)は、エイジアの屋台メシ的興奮がある。次回は忘れずに行かなければ………