
最近すっかりお世話になっている近場の公園キャンプ場だが、平日はソロキャンプサイトがガラ空きなので、すっかりお馴染みになった。愛用しているといってもよいくらいだ。秩父のキャンプ場も平日は混雑するほどではないが、それなりに人は多い。ここは穴場なのだ。
この公園キャンプ場は、ワーケーション(もはや懐かしい言葉になりつつある)対応なので、ソロサイトでもWi-Fiがしっかり使える。たまたま午後にWEB会議が入っていたが、なんとテントの傍でお仕事ができてしまった。ただ、頭上を通る軍用機がうるさい時間帯だったので(午後3時くらいは在日米軍、空自の定期便がやたらと飛んでいる上に、戦闘訓練終了で基地に戻ってくるらしい練習機も多い)、音声はミュートにしたままだった。
やはり実践してみるとわかるが、ワーケーションというのは霞ヶ関あたりに生息する、頭の中だけで作戦を立てる「現実逃避型お馬鹿さん」の妄想だろう。
興味本位でワーケーション対応と名乗っている施設を見に行ってこようかとも思うが、きっと官公庁主導型の施設だから、今でも「みんな、休暇にはワーケーション施設に来てね」などという訳のわからない宣伝をしているに違いない。
それを見たら腹立たしくなりそうなので、やはり視察はしないほうがよさそうだ。

やはり官営施設は設備が立派だ。トイレはウォシュレット対応だし、ファミリーサイトの芝はハゲチョロ状態になったりはしていない。メンテナンスも行き届いている。最近のキャンプ場では標準装備らしいが、水回りも湯沸かし付きで温水対応だ。
焚き火で遊ぶには良い季節になったので、今年はあと何回かお世話になりそうだ。ただし、ワーケーションではなく単純にお休みの日の野遊びということで。