ソロキャンあれこれ

うまいソーセージが食いたい

アメリカ在住時代には随分とお世話になったブランドのソーセージが、今では日本でも売っているのに気がついたのは去年の冬だった。これは一度食べてみたいと思っていたのだが、なかなかお値段が高い。どうも高級ソーセージのようだ。日本ではプリマハムが生産しているようなので、日本向けにアレンジもされているのかもしれない。あのアメリカ塩でたべた塩味効きすぎソーセージが懐かしいのだが、味はどうなのだろう。
あれこれ考えているうちに随分と時間が経ってしまったが、キャンプで焼いて食べるにはちょうど良さそうだ。ということで、今回のメイン料理はソーセージになった。

軽く切れ目を入れて皮が弾けるのを避ける。切れ目は適当だが、予想以上にうまそうに焼けた。表面のパリッとした感じが、焼きソーセージのうまさだが、残念ながら日本の普及品ソーセージを食べると弁当のおかず的な気分になり、肉の塊を食べている感動に欠ける。
全国あちこちにあるソーセージ工房の手作りソーセージは、確かに肉加工品を食べる満足があるが、如何せん値段が高すぎる。手近な所では、ハムソーセージメーカーのお歳暮用商品があれば、なかなかの味の良さを感じるが、これもお歳暮用を自分で買わなければいけない。当然、お歳暮用のお値段は気楽に楽しめるようなものでもない。うまいソーセージを手に入れるのはなかなか難しい。
あれこれ悩むのであれば、この米国ブランドソーセージがコスパを含め良さそうだ。

粗挽きの胡椒をたっぷりとかけ、あとはケチャップだけで食べる。ああ、これは美味い。体に直結するうまさだ。肉の塊を食べるのも嬉しいが、ソーセージという加工肉は人の知恵が加わった肉の旨さだ。大きめのソーセージを2本、独り占めして食べる快感はなかなか捨て難い。

うまいソーセージといえば、北欧を旅した時、街道筋に立って居るホットドッグ屋(二大ソーセージブランドがあるのだが)が、まるで日本の立ち食い蕎麦屋のような軽食店、究極のファストフードであることに気がついた。ソーセージメーカの直営店であるらしい。
同行してくれた現地の方は、こんな食事で申し訳ないと頭を下げられたが、その店で食べたホットドッグ、というよりソーセージは感動の美味さだった。やはり伝統の味付けなのか、塩味は日本製ソーセージと比べるとはるかに強い。ただ、肉の旨みが格段に違う。混ぜ物が少ないせいなのかもしれない。あの立ち食いソーセージを日本で食べられないものだろうか。
じゃがいもとソーセージというと、何か貧しげな食べ物のような響きがするが、おそらく欧州、米国では(店をきちんと選べば)、ほぼほぼ「お袋の味の定食屋」的な意味合いで、現地のうまい日常食を楽しめると思う。

その美味しいソーセージの記憶に浸りながら、自分で焼いたソーセージを食べると、これは当然のように、至福の時間だった。ちなみに、この時のケチャップは国産メーカーだったが、ソーセージは外国ブランドのケチャップの方が相性良さそうな気もする。
久しぶりに自分でソーセージを作ってみようかと思った、ソロキャンのシンプルディナーでありました。

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