
今年のお盆が15日で終了したと思ったが、どうやら16日もお盆モードが続いているらしく、新宿歌舞伎町の人出はなかなか壮観なものだった。そこをちょいと避けて西新宿で一杯やることにした。最近おきにいりの居酒屋で、冷たい日本酒を飲みながら何か美味いものを食べようと企んだ。

珍しく弘前の銘酒『豊盃』が入っていたので、迷わずこれを注文した。地元弘前でもなかなか手に入らない酒だが、たまに都内でも売っていることがある。酒らしい酒だと思っている。好みなのだ。岩手の『あさ開き』と合わせて、我がお気に入り日本酒のツー・トップだ。ちなみに、あさ開きは純米より大吟醸がうまいと思う。

なかなか珍しい大山鶏の串焼きをセットで頼んだ。普段は食べないぼんじり(しっぽ)が入っていたが、これがなかなか美味であった。食わず嫌いだったかなと反省した。

豚のステーキという、これまたストレートな食べ物だが、確かに塩焼きにした厚切り豚肉はうまい。火加減、塩加減で勝負するストロングスタイルな料理なので、調理人の腕前次第ということだろうか。

居酒屋のピザは美味い。主食の食べ物としての旨さというより、濃厚なチーズが生み出す、脂とアミノ酸たっぷりの、人類種にとってDNAに直接響き渡る旨さだからだろう。どこの居酒屋でも小ぶりなサイズで出てくるのは、やはり珍味、酒の肴としての立ち位置を守っているからだ。
これが、宅配ピザのような大きなものであると、あまりに味が強すぎる。アメリカンなピザは脂分の少ない?チーズをたっぷりかけ、チーズで腹を膨らませる食べ物(主食)なので、やはり日本酒には合わないと思う。日本的に改良された居酒屋ピザが冷たい日本酒によく合う。
という感じで、お盆の最後は魚抜きの肉食系ご馳走(居酒屋バージョン)を堪能したのであります。