食べ物レポート

一人焼肉を研究してみた

北海道では定番の牛肉 サガリ

100円ショップで売っている300円商品(変な言い方になるが)に、焼肉用(?)の炭火コンロがある。使い終わった捨てるだけのお手軽さだが、燃焼時間は1時間程度と書いてある。実際に火をつけてから着火剤の煙が止まり安定した炭火になるまで15分くらいかかるので、実際に肉を焼こうとすると使用時間は40分程度だった。
それでも炭と網の距離が近いので、焼肉屋で焼く感覚で一気に肉が焼ける。野菜や肉の厚みに気をつければ、それなりにお手軽なバーベキューが楽しめる。使用してみた感想として、おひとり様焼肉であれば全く問題がない。延々と肉を焼き、そのまま食らう。誰かと途中で喋るとか、やけた肉をシェアするとか、余計な動作がない分だけ、「焼いて食う」に集中できるので、30分もあれば満腹になること間違いない。
ステーキ肉のような厚切り肉を焼くのであれば、多少工夫は必要だが、カルビ焼肉やジンギスカンのような薄切り肉を焼く時には、かえってこちらの方が使い勝手が良さそうだ。

一度火がついた後は、まず火加減を確かめるため網の半分ほどを使って焼いてみた。問題なく火が通るようだったので、全面に肉を乗せて焼いた。バーベキュー台を使うときのように、火力の強い部分弱い部分のような調整はできない。全面的に同じ火力なので、肉は手早く乗せる(時間差を作らない)とか、野菜と肉の置き方を考えるといった手順は必要だが、一人で肉だけ焼いて食うという場合は、ほとんどノープランで大丈夫。ただ、やけた肉を取る時にコンロ上部はかなり熱いので、ドングなど耐熱を考えた道具があった方が便利だと思う。

この日の飲み物は、サッポロクラシックと決めていたのだが、ついついセコマPBのトマト酎ハイにしてしまった。酎ハイと言いながら、意外と甘味が強い。トマトの甘みだとしたら、とんでもなく糖度の高いトマトを使用していることになる。それほど高糖度なトマトであるのなら、生で食べてみたいくらいだ。
ちなみに、この日の締め肉は当たり前のようにタレ付きジンギスカンだった。短い北の国で夏の楽しみ「ジンギスカン」は決して忘れない。これは「ハート&ソウル」に刻まれた幼少期からの記憶、チープなご馳走感覚の賜物だ。
ちなみに、今ではラム肉も牛肉並みに高いので、ジンギスカンは決してチープなご馳走ではないことを追記しておく。えへん。

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