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八王子城と桜雑感

八王子城入り口

東京都八王子の山の中に八王子城跡がある。高速道路から少し離れた場所で、周りは霊園だらけというところ。勇壮な天守閣が残っているわけではない。北条氏が豊臣軍に蹂躙された時代に小田原防衛のために築城した山城だが、あっさりと落城したようだ。

山城の防塁は、だいたいこんな感じで傾斜の急な坂のように見える。ただし、当時は草が生えてもいないはずで、粘土で仕立て上げられた坂なので、ちょっと水が被っているとツルツル滑って大変だったらしい。

展示館の解説

そもそも関東圏では、石垣を組んだ城は少ないようで、水堀で有名な忍城や、この八王子城のように山城をドロ坂で構築したものが多かったようだ。廃城になった後は山に戻っているので、なんとなく木の生えていない坂がダラダラと続いているようにも見える。ぱっと見では、あまり城っぽくないというか、ただの空き地だ。

所沢 航空公園

城を見に言ってしばらくしたら花見の季節になっていた。近くの公園に行ったら菜の花と桜が満開だった。春だなあ、と思いながら意外と気温が低い。そうそうにひきかえしてきたのだが、実はこの桜の名所が「旧陸軍飛行場」だったことは所沢市民もよくわかっていないようだ。当時の滑走路は今でも米軍の基地(無線情報収拾用)であり、航空官制所がある。米軍無線情報基地は、戦争状態になると最初に狙われる施設の一つだし、所沢航空管制所が機能を止めると関東圏で飛行機の離発着が不可能となる戦略設備なのだ。テロの標的にされても不思議ではない。まあ、戦国時代の八王子城も、一戦あれば戦場にと思っていて、実際に戦場になった珍しいお城だが、所沢の大きな公園も同じような場所なのだよね。