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おひとり様向け調理器

去年の夏頃だったと思うが、ネットニュースで新潟の金属加工企業が一人用?のホットサンドメーカーを開発したという記事を読んだ。それ以来、ホームセンターに行くたびに調理器コーナーをうろうろしながら探していたのだが、先週のネットニュースで、なんと100均ショップで販売していると知った。当然ながら、探索範囲をホームセンターから100均ショップに変え、家の近くのお店に行ったら、一発でゲットしてしまった。拍子抜けとはこのことだ。
とりあえず朝食用に一枚焼きのホットサンドを作ってみようとチャレンジした。

8枚切りの食パンに、コンビーフ缶詰をマヨネーズを混ぜたものをのせた。ピクルスの代わりに自家製塩ラッキョウを粗みじん切りにして混ぜあわせて、胡椒を多めにかけた。内側はテフロン加工なので油をいれる必要はなさそうだが、香り漬けとしてオリーブオイルを小さじ一杯程度入れた。そこで一度蓋を閉じてパンを折り返してみた。あっけなく折りたたみ型のホットサンド(焼く前)が完成したので、弱火で焼き始めた。
ただ、この半分折り体制はガスコンロの五徳の上に収まりが悪い。五徳を変えるなり、網を敷くなりしないと、焼いている間はずっと手で持っていなければならない。ただ、火の回り方がやたら早いので、手で持っていてもあまり気にならないかもしれない。体感的には普通サイズのホットサンドメーカーで焼く時間の半分くらいで仕上がった。
蓋を何度か開け閉めしながら、あと10秒くらいかなと思って焼いていたら、予想以上に焦げてしまった。10秒ではなく15秒焼いていたら真っ黒になってしまったかもしれない。全体に小ぶりなため火の周りが早いのだろう。焼き作業をしている間、なんだかたい焼きを焼いているような感じがしてきた。たい焼き屋の店頭で見る、型をひっくり返す作業を思い出してしまう。たい焼きよりもっと似ているのが、岩手で見た南部せんべいの焼き作業だ。

完成品はイメージ通りの仕上がりだったが、気がついたことがいくつかある。まず、8枚切りの食パンでは薄すぎるらしい。焼き型の凹凸にうまくパンがはまっていないので、縁だけが黒く焼けやすい。
また、折り目のところに火が強く当たるらしく、そこにも焦げが発生して粉末状の焦げたカス?がやたら落ちてしまう。味には問題ないとは思うが、焼き型から取り出し皿に置くと、皿の上に大量のカスが溢れてしまいそうで見栄えが悪い。
また、プレスの度合いが低いので、パンの端がとまらない。そのため、食べると中身がこぼれてくる。おそらく少し厚めの(6枚切りか)パンを使えば、焼き型通りに端がプレスされて密着状態になり、食べやすくなるだろう。
通常盤のホットサンドはパンが2枚分(両面)なので、軽く食べるというよりガツンと食べる感じになるが、この一枚焼きであれば、軽い朝食や小腹がすいた時にちょうど良い量になる。あるいは味の変化を楽しみたい時にも、パン一枚ごとに変化させることができる。

もともとキャンプ用にと思って買ってみたのだが、普通に朝食用として考えても使い勝手は良さそうだ。ドレッシングであえた千切りキャベツをたっぷり乗せてソーセージを挟み込み、強引にプレスすると真ん中が膨らんだボリューム感あるホットサンドができそうだ。レタスを高さ5cmくらいに盛り上げ、そこにゆで卵を半分に切ったものを乗せてみると、炭水化物、野菜繊維、タンパク質のバランスが取れた完全食になりそうな気もする。
ニンジンの千切りをレモン果汁で和えたラペ風のものにアボカドスライスと合わせる。追加のフィリングに自家製干しブドウの酢漬けをのせれば、カリフォルニア的なビーガン食になるな、などなどあれこれと次のメニューを考えながら美味しく食べた。
パンも食パンではなくカンパーニュやブールのようなすこしハード系なパンも良いかもしれない。お手軽に一人前(軽めの量)ができるのが最大のメリットだ。おすすめです。

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断捨離 Made in USA

断捨離中であります。なかなか物が捨てられないから、強制的に断捨離をして残りの人生を軽めに過ごそうというのであります。さて、押入れの奥から出てきた30年以上前にアメリカで手に入れた、オーバーオール・ジーンズをオークションで売り捌こうと写真を撮った。ラベルが気になったので、引っ張り出してみた。
今は存在しない?シアーズローバック社製造のMade in USA物だった。

一度だけ着た記憶がある程度で、後はずっと押し入れに眠っていた。だから色褪せもしていない。皺くちゃなのは畳んだままだったからで、アイロンをかければ新品に近い見栄えになるだろう。
今や、買おうとしてもSEARSがなくなっているはずだからなあ。当時は、湾岸戦争とか日米貿易摩擦が最高潮で、メイドインUSAがアメリカ国内の合言葉みたくなっていた。今ではどうなっているのだろう。

これも30年以上前にアメリカで買ったリーバイスのジーンズ。こちらは普通にはき続けていたが、頑丈な物で穴ひとつ開いていない。最近は当たり前に売っているダメージジーンズだが、こちらは多少色褪せがあるくらいでノーダメージというアメリカンものだ。比較的弱いポケットの内側もいまだに問題なしという、これまた優れもののMade in USAだ。

同じ時期に買った日本製ジーンズは、みんなボロボロになって捨ててしまった。こうしてみるとアメリカ製ジーンズというのは、文字通り耐久性の塊みたいな物で、ジーンズ発祥国だけある。
なんだか最近は日本製を好む風潮があるが、米国製には米国製の良さがある。昔のアメリカに対する憧れというより、アメリカという国に住む人たちの持つ合理性が現れた商品が魅力的なのだと思う。良い時代のアメリカを自分の目で見て体験できたことをありがたい。そんなアメリカとのお付き合いもそろそろ断捨離なのですねえ。

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オピネル

#9は成人男子向け普通サイズ 握りの大きさが自分にはジャストサイズ

随分昔にオートキャンプをしていた頃、手頃な野遊び道具としてオピネルのナイフを使っていた。刃渡りがちょうど良いというのもあったが、折りたたみ式で持ち手の柄がちょうど握りやすい大きさだった。手入れもせず乱暴に使っていたが、たまに手入れをする程度で錆も出なかった。
そのナイフをいつの間にか無くしてしまっていたらしい。道具箱の中からなくなっていた。ただ、野遊びに行かなくなったので気にもしていなかった。近頃また野遊びに行こうかと道具をあれこれ整理していたら、やはりナイフが見つからない。シングルバーナーも見当たらないので、野遊びにいく時に持ち歩く道具をひとまとめにしたまま、どこかで処分してしまったようだ。
道具はなくなればまた買えばいいと思っていたが、どうもそれは正しくないようだ。気分の問題もあるが、それ以上に使い込んでいくと手に馴染むというか、使い勝手の良さが増していく。新しいものを手に入れると、またその「馴染ませる」工程を再度こなさなければいけない。それがどうにも面倒臭いと感じるようになった。

刃を広げた大きさは、キーボードより小さい

オピネルはフランス製のナイフで、刃がステンレスのものと鉄製のもの2種類がある。ステンレスのものはまさしく工業製品で、製品のばらつきもないし、刃に錆が出ることもない。
鉄製のものは、あれこれ問題がある。まず刃先が研ぎ上がっていないので、自分で砥石を使い研ぎ上げる必要がある。マーカーに刃物職人としてのプライドはないのかと言いたいが、値段がそれなりに安いこともあり、文句をつけてはいけない気がする。
刃を研ぎ上げたら、丁寧に機械油で刃先を保護する必要もある。すぐに錆びるからだ。鉄製の刃物なので、錆びると表面だけではなく内部まで侵食される。だから使っていない時も時々取り出して、研いでみたり、機械油で保護してやるなり、色々と手間をかけることになる。
折りたたんで柄の中に刃を収めようとしてもスッキリとハマらないこともあるらしい。木製の柄なので湿度によって膨らんだりするようだ。そうなると柄の方も調整が必要になる。
多分、この面倒臭さを楽しめということなのだろう。フランス人の感性というのは理解し難いと思う。これがドイツ製だったりすると0.5mm単位での精度で仕上がっていそうだ。アメリカ製だったら最初からステンレス刃しか作っていないと思う。おフランス製のゆるさというか適当さは、フランス好みの人が楽しむものだろう。個人的には錆びて使えなくなるナイフなど、ありがたがる代物でもないとは思うのだが。
と言いつつ、砥石を新しく買わなければと思うあたり、だいぶフランス病に犯されている自覚もあるので……

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Sony Timer, Bad End

画面は正常だが音は出ない Bluetoothもつながらないので、なんとも悔しいがもはや機能喪失というしかない 音が出ないwalkmannは、画像が出ないテレビみたいなものだろう

家電初心者は、選択に困るとソニーを選ぶのだと聞いたのは随分昔のことだ。技術の高さと信頼性をブランドに仕立て上げたという意味で、極めて優れた戦略だったのだろう。白物家電ではパナソニック、東芝や日立など老舗家電メーカーが強かったのだろうが、こと映像、音響、デジタル家電ではソニーのブランドの強さは抜群だった。「だった」と過去形なのは、今やソニーの稼ぎはゲーム機に代わっているからだ。デジタル家電で言えば携帯電話からスマホの移行期に(日本では)、ソニーブランドがアップルブランドに変わってしまった感がある。
ソニーのブランドアイコンと言っても良いほどの知名度を持った「ウォークマン」がiPodに取って代わられ、普及機種では勝ち目がないから高級機種に方針転換してしまった。いまやWalkmanは、デジタル携帯オーディの代名詞とは言いがたい。それこそ化石ブランドになりつつあるようだ。
それでも初代ウォークマンからの愛好者として、愛着があるのでなかなか見限ることができない。カセットテープ時代のウォークマンを2世代、CDウォークマン、(MDウォークマンは諦めた)、デジタルウォークマン3世代を乗り継いできた。
初代デジタル版は今でも健在、二代目デジタルは音は出るが画面が見えなくなったので、三代目に買い替えた。デジタルなので中身はPCから移行できるから、二台目と三台目に搭載した楽曲は、ほぼほぼ一緒という便利な時代になった。
ところが、ここでまさかのソニータイマー発動という羽目になった。ソニータイマーとは、保証書が切れた直後くらいに、高額な修理が必要となる致命的故障が起きることを揶揄して言っている、いわば都市伝説的な言葉だ。
「ソニーあるある」と言っても良い。日立タイマーとか東芝タイマーとかパナタイマーとか、他の家電メーカーでは聞いたことはないから、やはりソニー製品に裏切られたと思う人が多いのだろう。おそらく統計的に言えば、わざわざ取り上げる必要もないくらいのレアケースなのだと思う。
それでも自分がその事象(事件?)に遭遇するとそれなりにショックを受けるし、「あーア……………ソニータイマー発動かよ」と言いたくなる。
3代目のデジタルウォークマンは、多分これが最後のウォークマンと思って買ったのだが、買ってから1年3ヶ月ほどで壊れた。状況をソニーサイトで確認すると基盤損傷らしく、修理するのと新品を買うのと、費用はほぼ同じになる。買い換えるかとも思ったが、いわゆる普及機種なので諦めることにした。これが最上級機種であれば1万円かけても修理するだろうが。
ネットで調べると、4−5千円くらいでデジタルポータブルオーディオ機器は手に入る。スマホの記憶容量が増えたのでWalkman程度の楽曲(最大8G程度なので)は余裕で登録可能だ、と諦めることにした。
ただ振り返って考えれば、ソニータイマーの発動はこれが初めてではない。今や誰も覚えていないだろう、デジタルエイジで言えば古代にあたる情報機器「パーム」もタイマーが発動した。次世代機が出ていたので、それに乗り換えたからあまりダメージ感がなかっただけだ。
ソニー製の初代電子ブックもタイマーが発動して、これは代替品が見当たらず修理した。当時はネットで修理代金を見積もるシステムもなかったので、ソニーのサポートセンターまでわざわざ出かけて修理したら、新品に近い費用がかかったのを覚えている。その後しばらくして他社の次世代機が出たので、泣く泣く乗り換えた。ソニーはデジタル出版からも撤退してしまったから、持っていても使わなくなっただろう。
すでに他社ブランドになっているバイオ(PC)もかなり短期間で画面がブラックアウトした。このときは他社PCに乗り換えた。ただ、筐体が金属製のモデルは少なく、斬新なデザインだったことは覚えている。その後しばらくたってから、またバイオを買い直したのだから、ソニー信者と言っても良さそうだ。(中身はウィンドウズマシンなので機能的には格別優れていたという記憶はない)
カセットウォークマンは一番長持ちした。何年か使って、回転軸にテープが巻き付いて故障し修理不能になったが、その時も次世代ウォークマンに乗り換えたので諦めがついた。
かくの如く、ソニー製品愛好者なのだが、今回をもってウォークマンは卒業することにした。幸いウォークマン連動のコンポはまだ健在なので(これは長生きでそろそろ10年ものだ)、初代デジタルウォークマン(現在は搭載全曲がクラシックという専用機に変身している)と合わせて、どちらかの機械がくたばるまで付き合っていこうと思っている。
まあ、こんな伝説が生まれるくらいソニーは愛されているブランドなのだろう。だから、最後に買うソニー製品はPS5と決めているのだが、発売から2年経っても一向に買えそうもない。PS5の欠品タイマーは早く解消してくれよ、と言いたいぞ。

ガジェット, 街を歩く

配膳ロボと出会って思ったこと

配膳後お帰りの風景でSB社製とわかった

自宅近くにあるチェーンラーメン店で配膳ロボが導入されていた。ファミレス大手でも導入が進む配膳ロボには興味があったが、実物には初めて出会った。
カウンターの切れ目からノロノロと出てきたのをみて、おう、配膳ロボだ。これはどこに行くのだろうと思っていたら、自分のほうに進んできた。
ほうほう、これがあの有名なロボなのだなどと感心していたが、注文した時に「ロボがラーメン持ってくるです」などという説明は一切受けていない。だから、これが自分のラーメンなのかどうか確信が持てない。ロボよりも人間の対応の方に不満を感じてしまう人も多いのではないか。

顔(タブレット)はそっぽを向いたまま

訳もわからないまま自分の横にロボが止まった。何か言っているが、音量が小さく聞き取りにくい。たぶん、暑いので注意してしてラーメンをとってくれとか言っているようだ。しかし、タブレットの画面もとんでもない方向を向いているので、どう対応したものか迷ってしまう。
画面には何か説明が書いているはずだが、全く読み取れない。なんだあこれっていう感じのロボ初体験になった。結局、店舗運営サイドで配膳ロボの運用が全くできていないということがわかったのが収穫といえば収穫。真t、移動時間がに人間よりはるかに遅いので、ピーク時には商品温度の低下が予想できる。
顧客視点での運用の詰めが足りないのだろう。ロボを使うノウハウと、「人」側の対応があまりにお粗末なのだ。問題は機械にあるのではなく、人にあるという典型。それも現場の対応というより、設計段階からの課題のような気がする。
こうした新機能は完熟するまで、さまざまなクレームに対応して進化させることが重要なのだが、それがわかっているのかが一番気になった。
ちなみに座ったままでラーメンを取ると、ひっくり返して大火傷という危険があると思った。ロボだけに、子供が手を出しそうだが、これは子供には危ない道具だとも思った。その辺りもチェックがおざなりな気がするのだが。大人だけのグループにしかロボ配膳はしないということにしているのだろうか。あれこれ想像して、「これ、大丈夫か?」と感じつつラーメンを食べた。
そうしたら、どうもチャーシューが薄くなった気もして、配膳ロボとの出会いはほろ苦い体験となってしまった。ロボが悪いわけではないのだがなあ。次はファミレスでロボ体験してこようか。

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縁起物

無事に年が明けました。おめでとうございます。

毎年正月を迎えると「めでたさも中くらいなりおらが春」という小林一茶の句を思い出す。しみじみと思うほどのことでもないが、まさに自分の実感という感じがする。宗教に熱心でもなく、縁起を担ぐわけでもないのだが、それでも折にふれ神社でお参りをしたときには、お札をもらったり、御神籤を引いたりもする。縁起物といいう言葉は、なかなか綺麗な日本語だと思う。日本人の宗教観のおおらかさみたいなものだろう。八百万も神様がいると天竺から50や100の神様が到来してもびくともしない。砂漠の一神教の厳格さからすると、ほぼ野蛮人としか思えないかもしれない。まあ、一神教の世界が人類にとって正統で標準というわけでもないだろう。

年末の酉の市の熊手

だから、験担ぎであまり深く考えずに縁起ものを調達している。ただ、神棚も仏壇も持たないので、デスクの上の壁際に置いてある。神様も住環境の悪さに閉口しているかもしれない。熊手もよくよく見ると、お値段の割には作りが簡素で、おまけに日本製でもないようだ。まあ、日本の神様だから、縁起物がどこの国で作られても寛容に諦めてくれるとは思うが。流石にぼったくりというわけにもいかず、これもご縁が回っていくためのしきたりみたいなものだと思うことにしている。仏教であればお布施の一環みたいなものだろう。

しめ飾りも、なぜか毎年玄関先に飾っているのだが、その1週間前は家のものがクリスマスリースを飾っているので、ささやかな我が家も年末年始はインターナショナルな環境にある。どの辺りで砂漠の一神教の神様がお引き取りになり、どのあたりでこの国の八百万の神様が団体でいらっしゃるのかは定かではないが、25日の深夜なのではないか。
今では100円ショップで売られている正月用品だが、縁起物にも価格破壊の波が押し寄せている。何やら、実に日本的な風景なのだな、などとおもいながら、あまり華美ではないものを選んできた。500円も払うと実に絢爛豪華なしめ飾りになるのだが、あまりゴージャスすぎるのもねえ。やはりめでたさは「中くらい」で良いと思う新年であります。

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ダイソーのBTスピーカー

ネットのニュースサイトを、新聞の朝刊を読むのと同じように、朝イチで巡回している。コロナの環境下で身につけた新しい習慣だ。以前は業界紙も含め三ー四紙を購読していたが、偏向報道やら趣向の違いやらの事情で購読をやめた。新聞を読まなくなっても、ニュースサイトを巡回するとだいたい世の中の情報にはついていけるようだ。
ただ、ニュースサイトの記事の選別ロジックにはずいぶん偏りがある。もともと政治経済記事を中心に読んでいたので、選択されたリストのお尻まで読んでもすぐに終わっていた10分程度だったと記憶している。ところが、いつの間にか選択記事が3倍くらいに増え、おまけに記事の大半が外食ブランドの新商品情報、100均のお目玉商品、そしてキャンプ道具が占めるようになった。
政治経済の記事が減ったのではないようで、政治欄、経済欄を見て確認すると上位の記事は全て選別されて網羅されている。逆にエンタメ、スポーツ情報はほとんど出現しないので、見出しから呼び出した記事・トピックスが抽出ロジックの基礎になっていることは理解できる。しかし、朝イチの10−15分で読み終わっていたものが、今や1時間を超える量になってしまった。これは、まずい。想像するに政治経済記事ではものが売れないが、外食新商品、100均の目玉商品などの記事は、実購買につながるので広告効果が高いというバックロジック、大人の都合があるのだろう。今回は、その広告記事もどきにころっと引っかかってしまった。

だいたいの寸法 縦7cm 横10cm 奥6cm

我が購読ニュースサイトにおいて現在進行形で記事量が急拡大している、100均商品情報もなかなか役に立つ。ダイソーのBT(ブルートゥース)スピーカの新作770円が絶賛売り切れ中で、見つけたら即買いましょう的な宣伝記事だった。妙に記憶に残った記事だった。そして、たまたま入ったダイソーで現物を発見してしまった。即買いにはならなかったが、しばし悩んであれこれ考えた末に買い込んでしまった。迷った原因は、すでにBTスピーカーを二台ももっていたからだ。色は、青と白とピンクの3種類がある。当日は白が売り切れていた。小型のラジオ、それも昭和初期的な風合いで可愛らしいというのが記事のおすすめポイントだった。

スピーカーは直径が3cm程度なので、抜群の音質というわけにはいかない。ダラダラと音楽を流しっぱなしにする程度であれば問題ない。ノイズもないし音割れもしない。お値段以上・・・と考えて良いと思う。スイッチは左からオンオフ、楽曲を進める、止める、戻すと極めてシンプルだ。下に空いている二つの穴はUSB充電とマイクロSDの差し込み口になっている。BT接続で音源接続するのが基本だが、マイクロSDにいれたMP3でも再生ができる。ボリューム調整は右側のツマミを回す。
実は、ダイソー製スピーカーはこれが3台目になる。1台目は外遊びをするときに使おうとして買った。手のひらよりも少し大きいもので、昔のカセット式ウォークマンを思い出させる。愛用していた二代目ウォークマンに感じが似ているので気に入っている。2台目はお風呂で使える防水スピーカーで底面に吸盤がついているというもの。そしてこの三台目がベッドサイドに置くとか、机の上に置くといったちょい使い用という感じになる。スマホに入れた楽曲をさらっと聴くにはちょうど良い。
最近では、iMacで仕事をしながらamazonミュージックをかけることが多く、コンポでCDを聴くことは稀になった。ラジオであれば専用機を使っているし、音を聞く環境が全く変わってしまった。音響メーカーが次々と消えていくわけだ。

久しぶりに良い買い物をした。ニュースサイトのロジックのおかけというべきか。今回の1番の学びは、テレビのCMにのせられて購買していたのと、webニュースにのせられて購買するのと、時代の流れにあわせてメディアは変わっても、自分の行動は歳をとったにもかかわらず軽薄で変わらないのだと認識させられたことでありました。

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100円ショップで道具作り

コロナ対策なのか、屋外でバーベキュー、キャンプなどが大流行しているそうだ。昔々、年に30回もキャンプしていたオールドタイマーとしては、何やらムズムズしてくる。一度処分したキャンプ道具をソロキャンプを前提にぼちぼちと買い集めたりする。やはりキャンプの醍醐味は道具集めだ。(笑)
キャンプの楽しみといえば、泊まりに行く場所を選ぶ計画段階が一番楽しい。その次が道具集めだ。実際にキャンプ場に行って焚き木に火をつけてしまえば、そのキャンプはほぼ終了。昔は料理作りも面白がっていたが、今ではパック詰のご飯と缶詰かレトルトカレーがあればそれだけで良い気もする。あとはマシュマロか。夜の焚き火で焼きマシュマロというのは、かなり盛り上がる行事だしなあ。

そんなキャンプ道具で捨てずに取っておいたものがスキットルだった。スキットルは金属製のものが普通だが、気に入っていたのは耐衝撃性がある皮の入れ物に入ったガラス瓶だった。ガラス瓶自体も金属枠で守られていて、ずいぶん乱暴に使ったにもかかわらず壊れることもなかった。そのスキットルがどこかに行ってしまって見つからない。間違って捨てられてしまった可能性もある。
仕方がないと諦め新しいものを購入しようと思ったら、チタン製が予想外に高く迷ってしまった。中国製のステンレスは安いが、品質に問題がありそうな気もする。amazonのレビューを読むと何やら恐ろしいことが書いてあったりする。ふと思いついたのが、ウイスキーのポケット瓶を買ってきて、100円ショップでカバーを探してみると良いのでは・・・。そこで買ってきたのは350mlペットボトル用の保冷袋、それを2種類だ。

まずソフトウレタンの保冷袋を被せる。横幅の寸法はぴったりだが縦方向はちょっと長い。下まで押し込むと瓶がすっぽり中に入り込む。

それを二枚目の保冷袋に入れる。こちらは中にアルミコーティングがされているが、保冷機能より衝撃耐性の方が重要だ。これもウレタン袋入り瓶をいれてジッパーを占めると隙間なくピッタリになる。

どちらの保冷袋も瓶を下まで押し込めるとすっぽり埋まってしまう。おそらく持ち運びの時は、すっぽりモードが良いだろう。飲むときは瓶の栓をひっぱりだして、そのまま放置する。袋がぴったり密着しているので瓶が下に潜り込むこともない。今回はニッカのポケット瓶で試したが、トリスでも大丈夫だと思う。他にももっと高級ウイスキーのポケット瓶、たとえば角サンとか、オールドのポケット瓶も使えるかもしれないが、容器として考えると安いウイスキーの方が形状、使い勝手が良い。それに、スキットルとして使うのだから一度飲んでしまえば、次は中身に好みの酒を入れ換えれば良いので高いウイスキーに拘らな区ても良いだろう。
何度か使用すれば蓋の締めが甘くなる可能性もあるが、そのときはまたポケット瓶を新しく買えばすむ。ヒップポケットに押し込むには少し分厚くなりすぎるが、カラビナでぶら下げるという手もある。夏場であれば瓶ごと冷やしておくと、まさしく保冷袋の機能が発揮される。
投下資金200円の安価セットなので、ウイスキー、日本酒、焼酎など酒の種類に合わせて何種類も作成・対応できる。そのときには外側の袋を異なるものにすれば見分けも簡単につく。
自作というほどのものではないが、100円ショップ各店で売っている保冷袋はデザインや色が違っているので、その組み合わせを楽しむこともできる。チープシックなオヤジの趣味とでもいうことでしょうか。

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中継機買ったらストレスフリー

Photo by Serpstat on Pexels.com

画像はイメージです。自宅の環境はもっと劣悪です。(笑

小さいながら一戸建ての家に住んでいるのだが、PCを置いているのが二階の隅なので、WiFiの入りが悪い。どうやらルーターも古くなってきているようなのだが、これがケーブルテレビからのレンタル品で交換手続きがよくわからない。WiFiの設定を問い合わせた時も、電話だったためかたらい回しにされケーブルテレビ局の対応に不信感もあるので、中継機を買い換えることにした。以前使っていた国産メーカー製は設定が面倒な割りに、接続速度が遅いという、これまたちょっと文句をつけたくなる品質だった。接続が悪いこともありいつの間にか使うのをやめてしまった。それから3年ほど経ったので、新製品にすれば能力アップしているかと思い買い換えることにした。たが、やはり同じメーカーの製品を買う気にもならず・・・。

そこでビックカメラに行って色々とみていたら、何やら設定が簡単で比較的安い(どうやら年式落ちらしい)中継機を見つけて「コンセントに差し込むだけ」を信じて購入した。結果、専用アプリをダウンロードしたせいかサクサク簡単に設定できた。結果は、明らかに「早い」「切れない」とこれまでのWiFiストレスが無くなった。ありがたしだ。

ただ、購入後に気がついたのだが、同じものをAmazonで買うと1000円くらい安い。大した金額差でもないのだが、これはちょっと悔しい。ビックカメラで店員さんにあれこれ聞いたとしたら技術指導料と諦めても良いのだが、質問もしないで、見比べて買ったしなあ。PC周りの周辺機器にはこういうことがよくある。Amazonで買っても安物買さえしなければハズレはない(はずだ)。まあ、それでもWiFiのストレス解消できたから「よし」とすべきだろうな。

長い間使っていたiPad airもそろそろバッテリーが寿命なのか、1時間も使っていると電源が落ちそうになってきた。来週発売の第九世代に買い変えようと思っているが、さすがにApple製品はAmazonで買っても安くならない。これは近場の電気屋で調達しようか、それともビックカメラに行ってビック限定のアフターケア契約付きにしようか迷っている。情報家電に関しては、店頭売りも通販も品質に差が出ないから、「商品情報」さえ手に入ればどこで買っても同じ。これは家電販売店にとって厳しい時代なのだな。電気屋行くのは本屋に行くのと同じくらい大好きなガジェットオタクなので、大手電気屋は本屋のように潰れて欲しくないのだが・・・。

tp-linkのサイトから 今回買った中継機の情報
https://www.tp-link.com/jp/home-networking/range-extender/re305/

おまけに解説画像が見られるようだ。便利な時代になったなあ。
https://youtu.be/ITaznXi4P7U