
特売で売っていた保温型マグカップと100均で購入したまな板、小型のスウェーデントーチを試してみることにした。
まず、マグカップだが内側がステンレスで保温性がある。寒い季節より暑い季節に冷たい飲み物を保温するのが便利そうだ。小型のステンレス保温瓶に入れた氷水をつかい、暑い盛りに冷たい水割りを作るのが楽しみだ。予想以上に重宝しそうだ。これまで使っていた軽量のステンレスマグはお払い箱になった。
竹の集成材らしい小型のまな板は、ソロキャンプ向けにお手頃サイズだと思う。2枚用意して一枚はまな板として、もう一枚は皿代わりに使うと言うのがよさそうだ。汚れがひどくなったら、焚き火で燃やして自然のリサイクル?に戻して行く。
最近は焚き火で出る燃え滓、灰を持って帰って肥料の代わりに使うので、土に帰るという意味では自然の焼畑農業みたいな感じのリサイクルだ。厳密に言えば集成材にする時の化学物質も含まれるのだが……………

今回の目玉は超小型のスウェーデントーチだ。丸太に十文字の切れ目を入れて、その中に火をつけるとロウソクのように燃えて照明になるというのがスウェーデントーチだが、通常は直径50cmくらいの太い丸太を使用する。木の内部から燃えて行くので、鍋を置いて調理にも使えるという、なんとも魅力的なものだ。
この小ささでは調理は難しそうだが、ロウソクがわりのおしゃれな照明になるだろうと、いくつ買い込んでみた。夕方になり石油ランプに火を灯すタイミングで火をつけようとした。
焚き火で燃えている枝を取り、切れ目の内部に入れてみるが、何度やっても火がつかない。どんどん暗くなってきて、点火作業もままならなくなってしまった。残念ながら諦めた。
やはりアウトドアの新型グッズを試すのは、日中の明るいときでなければいけないと反省した。おそらく、なんらかの点火用の仕組みが必要なのだ。100均の商品と舐めていたこともあるが、無計画すぎだ。小型の着火剤を切り取り、切れ目の中に押し込み、それをライターやマッチなどで火をつけないといけないだろう。小型とは言え木の塊なのでマッチ一本で火がつくはずもない。
次回は日中に一度点火した上で、夜に備えることにする。ただ、100均の商品なので何本か失敗しても惜しくはないし、失敗したとしてもこれはまさにそのまま薪になる。
相変わらず極楽キャンプというより実験室見たいなキャンプをしているが、それもまた一つの楽しみ方だろう。