
先週末は、大雪が降るとテレビのニュース番組で散々騒いでいた。とりあえず用心してあれこれ対策をしてみたが、結果的には翌日の朝には雪が溶け始め昼にはすっかり消えていた。自宅の猫の額ほどの庭でも午前11時にはほぼ雪が溶けていた。
雪道用に長靴も用意していたが、使うことはないままに雪騒動は終わった。昼過ぎにまだ濡れてはいるが雪のない路面を確かめて散歩に出かけた。大雪が降るぞとメディアは騒いだが、いつもの狼少年情報だった。が、こういう予想は外れた方が良いので、腹を立てることもない。ただただ、テレビの発信する情報はやはり信用が置けないと思うだけだ。

その散歩の帰り道に近場の電気屋に寄ったら、なんと年末まで品切れ状態だったゲーム機がなんの制約もなく買えるようになっていた。月末にはアマゾンの購入権付きメールが送られてきていたし、人気ゲーム機の在庫は積み上がっているらしい。
ネットでちょっと確かめてみたが、転売屋の設定価格が定価に近くなっているようだ。一時期は定価の3倍近い値付けをしていた悪徳業者が、在庫を抱えて売り逃げに大騒ぎということか。フリマサイトでも3ヶ月もすると定価割れでの販売になるだろうから、安物買いを狙うのであれば転売ヤーをぶっ叩くチャンス到来という感じだ。
ただ、今まで買えずに我慢していた人も、この機会を逃さずにゲットした方が良さそうだ。6月には絶対定番の人気大作ゲームが発売されるから、また瞬間的にゲーム機本体が品切れになるかもしれない。その前に普通の電気屋で普通に定価で買っておいた方が良さそうだ。
個人的には、この現象を見てコロナが終わったんだなという実感がする。ステイホームでのゲーム機需要急拡大と、ステイホームで生産工場、部品工場が稼働せずに、生産数が低減したことが原因の品切れだった。
おまけに、ソニーが貧乏国日本への供給数を絞り込んだため、日本市場で転売屋が暗躍する象徴的な商品だった。任天堂のゲーム機が一年以上前に販売正常化したのに、ソニー製品は遅れたままだった。この辺りも(個人的には)両ゲーム機メーカーにおける世界戦略みたいなことが影響しているはずだが、日本発企業が日本市場を見限るつもりだとすれば、その報いは必ず形を変えて直接的に襲いかかるぞと言いたい。歴史に学ばない経営者が率いる会社は本当に大丈だろうか。PS6はきっとゲーマーに見放されてしまうと思うが。