街を歩く

ビッグサイトで展示会

ビッグサイトに来るのは随分と久しぶりな気がした。長い間、2月のビッグサイト展示会は年間の定例行事だったのだが、コロナの間は展示会自体がお休みになっていたり、こちらが出かけるのを躊躇ったりしていたので、感覚的には随分間が空いたような気がしている。国際展示場駅から10分ほどかけて歩いて行く間に吹き付ける湾岸の海風は相変わらず冷たい。
今年はコロナ前と同じくらいの人出にもどったようだ。

入り口付近に、年内の展示会予定も貼られている。開催者も今年は気合が入っているのだなと、思わず笑ってしまった。館内に入り辺りをせかせか歩いている出展者、視察者を見ると、こちらも戦闘モードというかお仕事気分になってくる。展示会は同業者、関連業界の企業が集まってくるので、いわば仲間内の世界なのだが、それだけに専門領域というかプロ仕様の仕事場という感じがする。こちらも気合を入れて視察してみようと力が入る。久しぶりな展示会のせいで入れ込み気味なのだ。

最初からお目当ての外食関連の展示に行くのは気が引けるので、ちょっとよそ見をしてみることにした。地域振興プロジェクトという名称に惹かれて、展示ブースの一番端まで行ってみた。全国の地方企業があれこれ賑やかに集まっているのを期待したのだが……………

なんだか最近流行のビジネス用語がたくさん並べられている説明がある。言葉は多いが中身がよくわからない、典型的などこかの「官主導」企画らしい。少なくとも自分にとって、3つのDXとは謎の呪文でしかない。Linked Cityは日本語にすると何になるのだと突っ込みたい。そもそも情報で繋がるいうのであればConectedの方が英語的にはわかりやすいのではないか?などと、看板の前で考え込んでしまった。しかし、何度読み返してみても、何をしたいのかよくわからない。仕方なく、わからないまま中に入ってみた。もっとわからなくなった。
そのあと、本日の目的地であるレストラン業界向けの展示ブースに移動し、コロナの間に止まっていた感のある色々な技術が進んでいるのを確認できた。これはよくわかる。すごくよくわかる。相手もこちらも専門用度で話し合える。プロの会話だなと、ついつい話し込んでしまう。
やはり展示会は。自分の守備範囲をよく考えていかないと、ただただ頭の中に???が浮かび、歩き疲れるだけのダメなアクティビティーになることが理解できた。
この日の歩数は15000歩、久しぶりにがっつり歩いたので、体のためには良いことをしました。

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