街を歩く

コロナが明けた世界の匂い

北国に住んでいると、まだあたりは一面の雪景色なのに、なぜか突然季節の変わり目が来たと思う瞬間がある。大抵はよく晴れた日で、気温が少し緩くなり、空気の匂いがなんとも変わった気がする。これを「春の匂いがする」と自分勝手に呼んでいた。
去年の終わり頃に、それと同じような感覚がした。今は、コロナの季節が明けたのだなあ、と街を歩きながら思う。世界の匂いが変わったのだ。テレビではまだ第8波などと騒いでいるけれど………

まるでバブルの時代を思わせる、電飾感満載の店を渋谷のハズレで見つけた。ぱっと見では店名が今ひとつよくわからないが、何軒かの居酒屋が入った飲食ビルだろう。普段はほとんど歩かない渋谷の南にある通り沿いにあり、いつ開いたのかはわからないが、コロナの時期に開いた店なのかもしれない。そういえば飲食店の明かりを消して、人を呼び寄せないようにせよなどというおバカな知事の発言を思い出した。あれは、いつ解除になったのだったか。それとも、まだ生きているのかな?
コロナの時期には色々と学んだが、その中でも最大の事実は大体の地方自治体首長はおバカだということで、その筆頭が日本最大の地方自治体にいた。首都に暮らすということは、人生の何年間をおバカな首長の行政で無駄にすることだと諦めるしかない。
ただ、首都の隣県でも事情はあまり変わりはしない。賢人と言える首長を見つけるのは宝くじを当てるより難しい。

渋谷と同じく街行く人に若者が多い街、高田馬場でも老舗居酒屋がリニューアルしていた。こちらも明るい看板にかわり、入り口から見える店内は明るくなった。若者向け対応のようにも感じるが店内は相変わらず熟年サラリーマン?と高齢者の集団疎開場所の雰囲気がある。若者は100mほど先にある昭和の大衆居酒屋風な店に吸い込まれて行っている感じだ。
社会全体的には、コロナの間で飲酒忌避の習慣がすっかり出来上がったようあり、それは特に若者世代で顕著らしい。居酒屋に郷愁を持っているオヤジ世代が戻ってきてはいるが、その次の世代はすっかり居酒屋を見限っているのかもしれないなあ、などと感じている。
ブームに乗って一気に増えて一気になくなってしまう飲食店は多い。最近でいえばタピオカドリンクの店だろう。一昔前はどこの街にもあった博多ラーメン店もすっかり数が減った。コロナの影響で、居酒屋がまさに滅びゆく業種になりつつある。
そんな時期にあえて逆張りというか生き残りをかけて頑張る居酒屋業界にささやかながら応援していきたいぞ。

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