食べ物レポート

札幌シリーズ デザート編

雪は嫌いだが寒いのは平気だ。だから、12月後半から3月まで雪の積もる札幌に行くのが最近は苦手だ。

4プラ跡地から撮ったパルコ

札幌の冬は、地上から上は綺麗に見える。が、路面は雨の日よりもドロドロ状態になる。雪が降った後の溶けかかり路面は車の運転にも注意が必要だが、歩行者にとっては最悪だ。特に夜になると、あちこちにのこるシャーベット状の水溜まりから跳ね上がる泥まじりの氷水は実に始末に悪い。必然的に歩行者は地下に潜る。地上を歩く人影はまばらになるが、地下街は大混雑というのが初冬の札幌だ。
その歩行者を地上に引き摺り出そうとするのが、駅前通りのイルミネーションだと思う。確かに綺麗なのだが……………

12月になると一斉にクリスマスモードになり、街のあちこちでシュトーレンが売るようになったのは、ここ10年くらいのことだろうか。年々、シュトーレン製造の菓子屋が増えているので、あれこれ買い揃えて食べ比べてみる。フルサイズはちょっと大きすぎるし、お値段も張るのが問題だったが、最近はハーフサイズというかお手頃な食べきりサイズも増えてきた。年末の楽しみにクリスマスを過ぎても食べずにとっておいたりする。
ハロウィーンに参加するほど若くもないが、冬のシュトーレンは我が冬の定番メニューという感じになった。

もう一つの冬のお楽しみは、飲んだ後の締めパフェだろう。締めパフェ札幌独自の習慣だとは思う。夜営業の専門店も多い。が、しめにラーメンを食べていたオヤジ族がパフェに移行したとは考えにくい。ただ、最近はすすきののラーメン屋が減ったような気もする。夜営業のパフェ屋はそれなりの数になったらしい。世代間で断絶した締め文化がラーメン屋の衰退をもたらした?のだろうか。
個人的にはジェンダーフリーの風潮がパフェ文化を後押ししているのではないかと疑っている。男だから、女だからという性差を伴った食嗜好は確かに存在すると思うが、どこの世界にも例外的な人はいるものだし、スイーツ大好き男子や飲酒ラブ女子が世間の批判を恐れひっそりと闇に潜っていたのが、表社会に出てきただけだと思う。良い社会になったものだ。
だから、焼き鳥屋に入って焼き鳥の数倍もする高価格デザートメニューが卓上POPとして置かれているのをみると、おお、時代はここまできたかという気になる。これは是非試してみなければ、と思ったのだが、ついつい飲み過ぎてしまい注文しないまま帰ってしまった。久しぶりに後悔する羽目になった。
一体どんな味なのだろうか。少なくともこの焼き鳥屋では最上級メニューであることに間違いはない。ただ、向かい側のカウンターに座っていたのが、20代と思しき男女カップル5組、おじさん率ゼロという状況に遭遇していたので、ひょとするとこれは札幌都心部だけの、ヤングアダルトカップル向け特異メニューなのかもしれない。
しかし、焼き鳥屋にカップルで来るとは時代が変わったのか、デートの常識が変わったのか。などど、考え込んでしまう元若者・現オヤジでありました。
このデザート、次回は絶対にチャレンジするのだ。

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