街を歩く, 食べ物レポート

銀座の風景 11月の晴れた日

銀座にはぶらぶらしに行くことが多い。用事がある時も、時間に余裕を持ってぶらぶらしてみる。

銀座にあるアンテナショップに買い物に行ったついでに、久しぶりの「路面スパ」を食べに行こうと思った。コロナの間は、銀座もおとなしい街になっていて、この店も暇そうな時もあった。それが、今や完全復活というべきか、30分以上待つ行列が戻ってきていた。行列に並ぶのがありがたいと思うわけではないが、銀座で商売していくためにはこれくらいの人気がなければなあ、などと思ってしまった。とりあえず、めでたいかな。

いつもの通りで、和風にするかナポリタンにするか迷ってしまったが、やはり定番ナポリになってしまう。一つ、昔と変わったことは、大盛りには見向きもしなくなったこと。両隣の客がどちらも大盛りを注文していた。その隣は大盛りの上を行く横綱級だった。その麺量を見て、やはり普通盛りで正解だったと安心した。
ナポリの味付けは極端に濃いわけではない。太めの麺に絡むので、適当に濃い味付けではあるが、やたら喉が渇くということもない。某スパゲッティ専門店の油ギトギト系とも違う。この店も大盛りで有名とは言え、銀座の風格?みたいなものはあるのだろう。久々のナポリに満足した。うましだ。

以前と変わっていたことが、テイクアウトの注文が多くなっていることで、メニューチラシももらえるようになっていた。行列に並んでいる間も、頻繁にテイクアウト注文を取りに来る客がいた。炒めスパは麺料理として考えると、テイクアウトをしても劣化しにくいので、意外と利用しやすいだろう。2個3個と持って帰る人も多い。お使い当番がいれば出前より便利だしなあ。

その後、銀座の裏通りをぶらぶらしていたら、どうもスケートリンクらしきスペースができていた。おそらく季節限定だろうが、銀座の真ん中でこんな遊び場ができるというのも、これまた不思議な光景だ。
コロナのもたらしたあれこれの被害?の中で、銀座にできた空き地を有効活用する人たちもいるということだ。商売というより、銀座の心意気みたいなものか。ちょっと嬉しくなった。
さて、正月を過ぎたら銀座はどんな具合になっているのか、また確かめに行こう。

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