旅をする

高知空港 改装していた

今年の夏旅は3年ぶりの高知から始まった。などと書くとちょっとカッコ良い。それでも多い時には年に4−5回行っていた高知だけに、あちこちの細かいところも記憶に残っている。だから、空港から始まる旅の中で、変化している部分にはどうにも目がついてしまう。
もし龍馬がマスクしていたら嫌だなあ、と思っていたので、素顔の龍馬にホッとした。あちこちで見た三越前のライオン像は、座布団のような大きなマスクをしていた。あれはどうにもいただけない絵面だったが、高知県人は常識を無くしていなかったようだ。

高知空港は典型的な地方空港で、2階に土産物屋と食堂、レストランが並んでいる。その中の一軒が模様替えしていた。高知の名物料理もあるが、どちらかというと定食屋的な雰囲気で、それも軽めに仕上がっている。ちょっと大きめの空港であればファミレスもどきな店が多いが、高知観光の帰りに最後のご飯を食べるのであれば、これくらいがちょうど良い。

店頭のサンプル・ショーケースをのぞくと軽食と酒のつまみが並んでいる。自分の利用動機にぴったりの店だ。実は、この店が開くまでは、隣にある土佐料理の有名店で最後のかつおたたきを食べることにしていた。ただ、有名料理店だけあって質量共に立派で、おまけにお値段も立派だから、高知の最後の一飲みとしてはちょっと懐に厳しいのも正直なところだった。
この新しい店は、どうやら同じようなことを考えるオヤジ客向けにできている、しめしめと思って入ったら、店内は若い方でいっぱいだった。なんとなく意外な気がしたのだが、軽食といえばハンバーガーみたいな短絡思考をするのは、もはや昭和中期生まれのおっさん、おばさんだけらしい。学校給食の米飯メニューが30年かかって達成した若い層の米飯回帰なのだと思う。

結局、注文したのはご当地の牛を使った煮込みとご当地の日本酒を熱燗でという、なんともオヤジ感満載のものだった。鰹のタタキは、次また来る時に取っておこうと思った。駆け足の高知旅行だったが、空港で最後の一息ついた時に、しみじみ高知に来たんだなと思った。好きな時に好きなところに行けるのは、数ある自由の中でも大切な一つだ。自由とはなくした時に気がつく、空気みたいなものだった・・・というのが、高知空港での学びでありました。

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