旅をする

ローカルパン 2軒

帯広の中心部にある老舗のパン屋だが、この界隈は随分と歩き回っていたはずなのに、一度も入ったことがない。というより、このパン屋の存在自体を知らなかった。お勉強が足りないと反省するしかない。
今風のブーランジェリーなどとは違い、まさに街のパン屋さんという風格がある。店内に並ぶパンを見ると、納得のラインナップというか、普通に食べたいパンが並んでいる。名前を見て中身が想像できないような難しいパンは一つもない。

また食べたい

その中で、この店一番の名物パンが、この白いスパゲッティが入ったサンドイッチだそうだ。マカロニサラダが入ったパンはどこかのパン屋で見た記憶がある。このお店では、マカロニの代わりにスパゲッティが入ったものになっていた。食べてみるとマヨネーズの酸味はほとんどしない。何といえば良いのだろう、表現が難しい。あえて言えば優しい味ということになるのか。ひどい言い方をすれば、ぼやけた味というのか。ポテトサラダが入ったサンドイッチでもたまに体験する。コンビニサンドは味が尖っているので、酸味や甘みが強い。街のパン屋でよくある自家製ポテトサラダではふんわりとした柔らかさを感じる。それと同じだ。まずいと言うつもりはない。むしろ個人的には好みだ。これに自分仕様としてブラックペッパーをふりかけて食べれば最高だと思う。
焼きそばパンのマヨネーズ味という言い方が、ふと思い浮かんだ。表現として正しいのかはわからないが、そんな感じの食べ物だった。ポテトサラダが入ったサンドイッチが好みであれば、このサンドイッチも美味しく食べられる。

こちらは、札幌にあるおしゃれっぽいお店だ。この界隈はずいぶん昔に住んでいた。何やら懐かしい街のはずだが、今ではすっかり街の風景も変わり都会的な感じがするストリートの中にできていた。もはや商店街というかんじではない。
まさにパン屋さんというよりベーカリーという感じで、商品は都会的というか、現代的というか、昔ながらのクリームパンやメロンパンと今風の創作パンが共存していた。
近くにこんなベーカリーがあれば、日々の暮らしが豊かになるな、とも思う。

この店の「推しパン」はカレーパンで、賞取りパンがドカンと大量に並んでいる。良いベーカリーというかパン屋の条件は、パンのラインナップもさることながら、このPOPというか値札というか、商品説明が魅力的なことだと思う。
見た目ではすぐにわからないパンの特徴をおいしく説明するのは、買い手の気をそそる大事なテクニックだし、ついつい2個3個と追加してしまう。
まあ、個人的にはツッコミどころも満載だなとは思ってしまったが。兎にも角にも強烈な「北海道」推しの商品が並んでいる。ここはどこ?東京?と言いたくなるくらいだ。

今回も買いそびれてしまったザンギ・バーレルだが、次回こそ買いたい、熱烈に買いたい。いや、絶対買う。
しかし、相変わらず気になるのが、札幌の高級住宅地?円山でザンギの説明いりますか?ザンギという単語を理解しない人が、円山に住んでいますか?これだけは担当者の意図がわからないなあ。

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