旅をする

フラノマルシェ ふたたび

北海道では夏・冬ともに人気の観光地富良野に、おしゃれなショッピングモールが開いたのは10年近く前のことだと記憶している。仕事で頻繁に富良野を訪れていた時代には気にもとめていなかったが、冷静に考えるとこの場所はすごいところだと改めて思った。人口2万人の地方都市でこの規模の商業施設が維持できるとは、富良野という街のブランド発信力がすごいのだと感心する。

このトマトのキャラは全く記憶にないので、最近登場したのだろうか。富良野がトマトの産地だったということを初めて知った。にんじんと玉ねぎの産地であるのは知っていたけれど。いつからトマト産地になったのだろう。

人口2万の町にスタバはない。しかし、スタバを超えるおしゃれなカフェはあった。ベーカリー併設だが、空間が広くとられているので居心地が良い。スタバより店内が明るいので、自分としてはこちらの方が好みだ。
どうやら観光客は忙しくて、カフェでのんびりすることもないようだった。反対側にある建物はフードコートになっていて、そちらには若い観光客が行列を作っていた。

カフェとファストフードと土産物店・地域物産店という組み合わせは、典型的な「道の駅」パターンだが、富良野には道の駅がない。民間商業施設が、道の駅の役目を果たしているというべきか。いや、本来は民間施設が道の駅のような働きをして、自動車移動の利用客を取り込まなければいけないのだろう。
残念ながら施設の建設費用を公的補助に頼り、運営ノウハウが足りないまま寂れてしまう道の駅も全国でたくさんみてきた。官営事業であったJR(旧国鉄)もNTT(旧電電公社)もJP(旧郵便局)も、民間化されてからまともな商売をするようになった。個人的には、道の駅も運営会社を完全に民間して、ブランド育成をする本部機能を作り、もっとまともなサービス業に転換すれば良いのにと思うのだが、その実例がまさにこの「マルシェ」なのだ。
コロナの2年間をどう対応してきたのかを思うと頭が下がるが、インバウンドに頼らない観光産業として、関係者にとって学ぶべき点は多いのではないか。美味しいコーヒーを飲みながら、そんな難しいことを真面目に考えておりました。

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