旅をする

北国的ビヤガーデン

札幌駅前通は街の中心部を走るメインストリートだが、そこの立ち並ぶ古いビルがようやく建て替えられて。街の顔が変わり始めている。バブルの後で塩漬けになった土地やビルがようやく借金を払い終わって新装開業できるようになったということだ。それでも、駅前通り西側には道庁をはじめとした低層ビルしかないので、夕日が差す時間になるとビルが色づく。これは高層ビルが立ち並ぶビル街ではなかなかお目にかかれない、都市の美観だろう。
首都圏であれば、こうした高層ビルの屋上にビヤガーデンが開かれることが多い。高いところであれば少しは涼しいはずだということなのだと思うが、生ぬるい湿った風しか吹かないので、体感温度的に地表と変わらない。

ところが、北国の場合、夕方になると急激に気温が下がるのでビルの屋上では寒くてビールなんぞ飲んではいられない。当たり前のように、地表にビヤガーデンがある。というかオープンスペースさえあれば、どこでもビールを飲ませる雰囲気すらある。札幌駅前の広場、夕方にはローカルテレビの生中継がある場所も、毎年恒例のビール・プレイスだ。JRを使って通勤しているサラリーマンには、大通公園のビヤガーデンよりもこちらの方が使い勝手が良い。西日が差し込む頃になると、どこからともなく人が集まってくる。

さすが北海道だと思うのは、ビールのつまみを提供する店が「豊漁食堂」と名付けられているところだ。出てくるつまみはホッケフライか?タコザンギだろう。
ただし、この場所は夏の気分を味わうところで、涼を求める場所ではない。残念ながら、ビールを飲んで気持ち良い気温であることは少ない。飲んでいるうちに寒くなる日のほうが圧倒的に多い気がする。それでも、お盆までの限られた夏には、やはり屋外でビールを飲むのが楽しみなはずだ。
おまけ情報だが、北海道でビールの消費量が一番多いのは2月のはずで、その時の室内気温は27度。明らかに夏の屋外(夜)より、冬の室内の方が暑いのだから仕方がない。

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