ソロキャンあれこれ

玄関でソロキャン アヒージョもどき

アヒージョもどき  玄関なので徒歩10秒でソロキャンクッキングだ

最近のキャンプブームはたいへんなものらしい。30年近く前、オートキャンプが流行ったが、その時はいわゆるワイルドキャンプから車で乗り入れるオートキャンプサイトという高級化が起きていた。ところが、今回はコロナ禍で始まった屋外セーフプレイということなのか、ソロキャンプ、それもワイルド色の強い先祖帰りをして野営に近づいているらしい。
小学校時代から始めたキャンプも、最初の頃はテントとは名ばかりの隙間だらけの天幕だったので、蚊に刺され放題というワイルドさだった。それから比べると、今やキャンプギアの進化は素晴らしいので、ワイルド系ソロキャンプもだいぶ快適に過ごせるようだ。
などなどつらら考えて、またキャンプするのも良いかなどと思うのだが、そのキャンプで一番楽しいのが、「1 計画を立てる」そして「2 道具を揃える」だと思う。実際にキャンプ場に行った時には、キャンプの楽しみの半分以上を消化済みというのが、過去の経験からの学びだ。
そこで、楽しみの1と2を合わせて、ここ最近に仕込んできた道具を使い家の前で遊ぶことを考えついた。

手始めに家にある材料で適当にアヒージョをしてみようと思った。アヒージョは室内でやると細かい油の飛沫が飛ぶので、家人の評判を考えるとあまりよろしくない。匂いもこもる。ただ、お手軽料理なので、アウトドア向きと言えばまさに的確だ。
用意した食材は、
自家製ラッキョ(塩漬けなので塩分強い)
自家製醤油漬けニンニク(一年熟成)
オリーブ(種無し)
災害避難用に買ってあるコーンビーフ
使いかけのオリーブオイル(エクストラバージンはアヒージョには向いていない)
これにアンチョビーなどの塩漬け魚を加えるのだが、今回はコーンビーフから出汁も塩味も出ると考え「なし」にした

キャンプ用のシングルバーナーは30年くらい前に買ったものだが、今でも現役で使っている。スキレット(鉄鍋)は、これも20年以上前にダイソーで買った100円商品だが、死ぬまで使えそうだ。EPIガスが今でもホームセンターなどで売られているというのもすごいことだなと、全く別のことで感心してしまった。

オリーブオイルを鍋に1/3程度入れる。量は適当で計量などしない。ソロキャン料理はそれで良いのだ。そこに、らっきょとニンニクを適当にザクザク切って放り込む。みじん切りなど面倒なので、一欠片を三つに切る程度の乱切りにした。

油に火が通り、ニンニク・らっきょがジュワジュワし始めたら、追加でこれみ2−3分割したオリーブを入れる。今回は家にあったのが、アンチョビー詰めオリーブだったので好都合だ。ニンニクの匂いがしてきたら、コンビーフを追加する。

コンビーフを一缶投入して、それを箸でほぐして一煮立ち?したら、もう完成。出来立てを食べると火傷しそうで危ないが、これをバゲットに乗せて食べれば、一人でバゲット1本完食しそうなほど美味い。
それでもアヒージョがあまった時には、そのまま冷まして冷蔵庫保管にする。ふりかけがわりで飯のおとも、トーストのペーストにも使える。レンジアップしてビールのつまみにも再生できる。
玄関でソロキャン・クッキング、所要時間5分でした。

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