食べ物レポート

5月のイチオシ

ファサード周辺はラーメン屋とは思えない

所沢の中央部に旧帝国陸軍の航空基地だった場所がある。敗戦後米軍に接収され、今では一部が米軍通信基地としても凝っているが、大部分は返還された。その場所に市役所や警察などの官公庁が移転し、残りが大規模な公園になっている。休日には子供連れの家族や若者が集まりのんびりと過ごしている。図書館があるので本を借りに行くついでに、弁当持参で日向ぼっこに行ったりする。
その公園の端っこにある製麺業者の倉庫に一軒のラーメン屋がある。つい最近まで存在を知らなかった。その製麺業者が【新・所沢名物 醤油焼きそば】の発案者の一人だということをニュースで見た。醤油焼きそば専用蒸し麺を製造していることを知りなんとか手に入れようと思ったのだが、スーパーでは見当たらない。ネットで調べたら、土曜日が工場直売日で販売していることがわかった。そこに出かけてみたら、なんと倉庫はラーメン屋になっていて、ラーメン屋の奥が直売場だった。

4種類のラーメン

どうやら、ラーメン屋は製麺会社の直営店らしい。それも一軒ではなく、所沢を含め数店あるようだ。全く知らなかった。初めてのラーメン屋に行った時は、その店の推しメニューで一番ノーマルなものを頼む。味噌ラーメン屋だったら味噌ラーメン、トッピングも何も特別に書き足されていないノーマルなものということだ。Wチャーシューとか特選ワンタン乗せとかは頼まない。全部乗せなどもってのほかだ。ただし、一度行って美味い店だと思えば、2回目以降は全部乗せも注文するし、バリエーションで販売しているだろう塩ラーメンや辛味噌ラーメンみたいな増加変形版もありだ。
この店でもイチオシらしい ①生姜中華そば は完食済みだ。なので、前回来た時にに迷った ④3種の貝出汁潮そばを注文した。

貝スープのラーメンといえば、埼玉県蓮田にある「はまぐりそば」を食べ感嘆したことがある。以来、貝スープのラーメンは機会があれば食べたいと思っていた。それだけに期待が高かったのだが、まさしく食べたかったものが出てきたという満足感で実に嬉しい。チャーシューと岩のりのトッピングは塩味の出汁によく合う。そそ麺がやや硬めに茹で上がっているのだが、その硬さがスープと良いバランスだった。これがもう少し柔らかめの面になっていたら、ちょっとグデグデ感が出てしまう。博多のラーメンに近い「カタメ」な感じだった。

スーパの旨味がすばらしい。塩味が控えめなせいもあるだろうが、貝の味が複雑で、かつ麺が溶け出して濁ることがなかったせいだろう。ラーメン漫画にはスープまで完食する場面がよくあるが、丼を傾けてスープを飲み干したことなど、この30年近くないことだった。大体はスープを半分くらい残して終了する。
今回は、マンガチックになっているぞと思いつつ、最後までスープを飲んでしまった。決して無理して飲んだつもりはないが、蓮華でスープを飲んでいるうちに、どんぶりから直接飲むかという気になった。
満足度が高いというのは、なかなか貪欲になってしまうものだ。次は ③煮干し中華そばの予定だが、また貝そばを頼んでしまい、いつまでも煮干し中華そばにたどり着けないような気もする。

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