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茶処 西武線の誇り?

埼玉県所沢市・入間市・狭山市・川越市あたりが「狭山茶」の生産地帯のようだ。米作ができない川から離れた場所で、茶や芋などの畑作が中心の地域だ。この畑作地帯に、生まれ育った北海道から転勤してきたのだが、勤務先の周りがぐるっと茶畑で包囲されていた。その茶畑の姿に、異郷の地に来たと思ったのを覚えている。北海道では、寒冷地なので茶は栽培されていない。一番目立つのはタンボではなくジャガイモ畑で、茶葉のような文化的農産物ない。
初めてみた茶畑の風景は、八月の蒸し暑さと合わせて、体に刻み込まれた記憶だ。こんな異境で生きていけるかと不安だった。
あいにく「茶」の味はよくわからないのだが、地元の人間がお茶好きであることは間違いない。そもそも、駅周辺に何軒もお茶屋(喫茶店ではなく茶葉販売店)がある。札幌市内で「茶専門店」など極小数で、百貨店の中でも一軒しか記憶がない。(紅茶専門店はあちこちにあった記憶にあるが)
その「狭山茶」の産地の駅に「茶葉」の自動販売機ができたというので、ノコノコと見に行ってみた。西武線沿線住民にはなつかしい「黄色い電車」を思わせる筐体だった。そして、前面に流れる動画が、西武線の運転席から見た「電車でGO」的風景だ。この動画だけ見ていたい、という鉄道ファンも多いだろう。ところが、この自販機でお茶を買うには、動画を止めなければならない。それがちょっと残念。

走行動画をタッチすると、茶葉の選択画面に切り替わる。この中から欲しい茶葉を選ぶのだが、微妙な差があり選ぶのがなかなか難しい。お茶好きであれば、それなりに選択眼が磨かれているのだろうが、煎茶とほうじ茶の違いがわかる程度の茶オンチには難度が高い。後ろに誰か並んだら、さっさと「お先にどうぞ」と譲ってしまうに違いない。

どれを買うか選んでタッチすると、その注文するお茶の商品説明がでてきて、おー、なるほどなあ、という感じになる。このお茶の値段が高いのか安いのかもよくわからないが、なんとなくコーヒー豆よりはお高い気がする。しかし、日本の伝統文化と言える「茶の湯」のもとだし・・・。
なかなか楽しい自販機で、このシリーズがいくつかできると面白いなあ。自販機の形もレッドアロー(特急車両)タイプとか旧レッドアロータイプとかできると楽しいだろう。しかし、一番欲しいのは、運転席から見る走行動画で、これだけDVDにして販売してもらえないものだろうか。

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