街を歩く

新宿三丁目のどん底

新宿三丁目の真ん中あたり、ディープな店が集まっている一画にある「どん底」は、昭和中期の有名店と断言できる。ゴールデン街に在る店が一軒だけここにワープしてきたみたいな感じがしている。店構えが明らかに怪しいが、これは昼の日なかに見るせいで、暗くなってから来てみればそれなりに風情のあるお店だ。人気な飲み屋は「夜の顔」が本当の姿ということだろう。

初めて知人に連れられてきた時は地下の客席に案内され、どうにも不器な感じがしたものだが、それから何度か訪れるうちに慣れてしまった。店内がまるでダンジョンのように複雑化しているせいだ。それでも慣れてしまえば、なかなか居心地が良い店なので、たまにぶらりと行ってみる。「どんカク」を飲みつつ、適当にちょっと変わったつまみを注文する。2軒目に来ることが多かったので、ガツンと飲んだ記憶はないが、お値段も手頃なのみやすい店だと思っている。この店も、最近すっかりご無沙汰していたので、昼ではあるが覗きにきた。

いつの間にやら屋外席が出来ていて、おまけに「ランチ推し」だった。これは遅めのランチに参戦しなければとおもいつつ、飲み屋もこの2年ですっかり体質改善が進んでいるのだなと、改めて感じてしまった。
「どんカク」は夜更けに飲むものと決めつけてはいけない。どうやら、早めのブランチか遅めのランチで、いっぱいやりながら楽しめる時代になったようだ。もう少し暖かくなったら、おそらく花見が終わったあたりの平日昼下がり、昼のどんカクを楽しみに行こう。
その頃には、かの「まんぼう」も解除されていることだろうし。

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