街を歩く

埼玉の特殊事情の現場 ブツブツ言いたいぞ 【続き】

首都圏の4自治体で埼玉県だけが特殊な対応をとっている「まんぼう 酒対応」で、とりあえず営業する店舗の方たちはそれぞれ法規制に従った対応をしている。簡単に言えば、全国チェーン店の多数が「埼玉県、面倒でうるさいから酒やめた」で、ファミレス・ダストフードを中心に酒提供をしていない。
ところが個人店、中小企業はそうもいかないので、埼玉県独自で実施している「検査パッケージ利用すれば酒提供可能」ということに対応して何とか酒営業を継続するようだ。

ところが客の立場からすると、どの店では酒売っているか、売っていないかが実に分かりにくい。県の指導は、当然ながら規制することに意味があるので、客の利便性など考えてもいない。
まあ、この時期に酒なんか飲むんじゃねえ、という「官製」の命令だから、下々のことなど考えているはずもない。それでも、面倒臭い「ど・埼玉」対応を考えてくるチェーン店もあり、店頭に行って一つずつ確認してみないと、何が何やらわからない。地方自治体の独自性を、こんな時だけ主張するのも、どうしたものかと言いたい。たった一年前は首都圏1都3県で同一対応をすると威張っていたのをすっかり忘れているらしい。頭が悪いのを健忘症のせいにしているのかと言いたい。「塩対応」「クズ反応」だと、個人的には憤激している。

どうも掲示物制作が間に合わなかったらしく、なじみの居酒屋では情感溢れる段ボール紙に手書きの注意書きがあった。思わず涙が込み上げるほどの「切なさ」が溢れていたので、とりあえずお店に入ってみた。当たり前だが、ちゃんと接種種証明(スマホ)を確認された後でようやく入店できた。店内はガラガラだった。おそらく「スマホ不得手」の高齢者は、この接種証明をスマホで提示というだけで店に入る気力を無くすだろうなあ。

埼玉全県でこうなっているのかはわからない。また、この後に県が何らかの「お店にやさしい」対応なり指導なりをしたのかもしれない。コロナ感染が始まり最早2年目。何もわかっていなかった一年目とは違い、科学的検証も進んでいるはずなのに、合理的、論理的な説明や分析もしない。魔女狩りのように特定業種をいじめて自分達の責任は果たしたつもりらしい「県」の対応は(国対応もだが)、歴史の教科書に「くず」「無能」と書かれるのは間違いないと思う。
ただ、歴史の教科書に書かれている明治以降の現代史は、決して教えてはいけない教育界のタブーらしいので、教科書に書いてあっても教えられることはないからどうでも良いのだろうな。
第二次大戦で国を滅ぼす戦争を始めて、オマケに戦争に負けた政治屋を咎めないのであれば、歴史を学ぶ必要などない。戦争に負けるのも、パンデミックに負けるのも、同じようなものだろうからね。

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