駅弁

大好きな駅弁大会 その1

毎年、新年明けに新宿の百貨店で開催される駅弁大会を、ここ数年とても楽しみにしている。コロナの影響もあり、色々とやり方は変わってもいるが、中止にならずに続いているのにはただただ感謝だ。今年も売り場では色々な対応をとりながら、めでたく実施された。

特設会場では、その場で製造する駅弁が大人気だが、一部の有名駅弁は現地から輸送されてくる。今年はお目当ては、愛媛県松山の駅弁だった。老舗のお弁当屋が廃業するので一度は無くなった「名物駅弁」を、岡山の駅弁屋が復活させてたという話は聞いていた。一度松山に行って、その名物駅弁に挑戦してみたいと思っていた。それが新宿まで配送されてくるというので、これは絶対に調達しなくてはならない、マスト駅弁だと新宿まで出張ってみた。

弁当の作りはシンプルで醤油飯の上に卵や鶏肉、たけの子、椎茸などの煮物が乗っかっている。実に駅弁らしいというか、まさに王道をいく駅弁だった。味付けは思いのほか薄味で優しい。昔であれば土瓶に入った温かいお茶を飲みながら、車窓越しに沿線の風景を眺めつつ、ゆっくりと食べたのだろうなと思う。ご飯の上に乗った煮物を食べながら、醤油飯を放り込む。和食的なマリアージュ。ご飯とおかずを同時に口に入れると「口内丼」と馬鹿にする人もいるようだが、駅弁の米は冷たいので、美味しく食べるには必須のテクニックだと思う。懐かしさを感じつつ、あっという間に完食してしまった。これこそ車内で食べたい駅弁だったなあ。

注)口内丼については、団塊世代の教員が小学校で色々とやらかしてくれた不思議教育の一つである「三角食べ」に由来するようだ。これは東日本が被害地だった模様で、当然、団塊ジュニアにも三角食べ信奉者が多いらしい。現代の食育では、どう評価されているのか知りたいものだ。ハンバーガーとポテトとコーラの三角食は、反米主義者には耐えられないだろうなあ。

個人的には、団塊世代教員が担任だったため、ひどくトラウマになるような経験を「指導」の名の下に多数強制された。我が人生で最大級の人的災害だと思っているので、「三角食」には極めて批判的であります。

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