食べ物レポート

一人焼肉を食う お仲間発見

埼玉の有名焼肉チェーン お手軽価格でファミリー向け

最近の日課になりつつある長距離歩行の目的地に、歩いていくとちょっと遠いレストランを選ぶことが多い。無目的に歩くのはしんどいので、食事をお目当てに遠くまで歩くという自己欺瞞というか、情けない目標設定というか・・・。まあ、歩いて疲れたら美味しいものを食べて、また帰ってくるのに歩いて疲れて、みたいブラック企業にありがちな変形労働制的騙しだ。その目的地に焼肉屋を選んてみた。埼玉県が地盤で長年お世話になっている焼肉ファミレスだが、この店の100m先に愛知県地盤の食べ放題焼肉店がある。焼肉競合激化地帯なのでたまには覗きに行ってみようという野次馬根性もあった。当然、競合対策で食べ放題もやっているが、昼飯で食べ放題もないだろう。

結局、ランチメニューを選んだ。基本的に肉の量で価格は3段階くらいに分かれている。ちょっぴり肉を食べる500円級、普通に食べる1000円級、ガツンと肉を食べる1500円級みたいな感じだった。ライスとキムチとスープ、杏仁豆腐はどのセットにもついている。
都内の高級店の焼肉には叶うはずもないとは思うが、ランチで食べるにはありがたいレベルだ。ハンバーグも良いが、焼肉の持つパンチ力は、ハンバーグと同じ肉とは言えない。歴然と異なるパンチ力がある。
「いやあ、焼肉うましだな」などと満足しながら食べていたのだが、はっと気がつくと周りのテーブルが全員一人客だった。年齢層は比較的高めだが、ざっくりと言えば前期高齢者3割、中高年サラリーマン風4割、あとは女性30−40代(一部子連れ)2割といった感じで、残る1割が二人連れだった。(それも高齢者カップル)
これがコロナ環境の特性なのかと思った。随分前にランチ利用した時は、仕事中のサラリーマン風な男性2−3人組が圧倒的多数だった。やはり焼肉をガツンと食べて、スタミナつけて、昼からの仕事頑張ろう的なムードがムンムンしていた。
今や、焼き肉はおひとり様で食べるものになっているらしい。時代の流れというか、社会環境の変化というか、色々と考えさせられる焼き肉ランチ(一人モード)だった。

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