旅をする

青森の醍醐味とは踊りと・・・

青森駅から徒歩で3分程度の場所に立派な展示館がある。ねぶたの家ワ・ラッセという。毎年夏に行われるねぶた祭りで使用されたねぶた山車を展示している。何年か続け見に行った。ここ2年は旅をするのもままならなかったし、そもそもねぶた祭りも制限を受けていた。

何年かぶりで見に行くことができた。既に雪が降り始める冬の最中に、ここを訪れたのは初めてだ。個人的好き嫌いでしかないが、雪が苦手なのだ。成長期に冬の間は雪に埋もれるような暮らしをしていたせいか、二十代に東京付近で住むようになり、冬に雪のない暮らしの方が雪国暮らしより長くなった。
今や、雪の降る季節は気が重い。だから、12月をすぎると仙台より北に行くのは苦手だ。日本海側の積雪地帯も春になって雪が溶けるまでは遠慮したい場所になる。

展示場への通路 暗がりが美しい

ただ、雪深い土地も一旦室内に入ると快適だ。コートを着ていると暑く感じるほどで、当然ながら室内ではコートを脱ぐ。と、これがまたじゃまなのだなあ。冬の寒さは諦めるが、嫌いな季節に変わりはない。真夏の盛りにやったお祭りの山車を真冬に見るというのもなんだか違和感があるのだが。と、ひとしきりぶつぶつ言いながら中に入った。そこは別世界だった。

照明が落とされた薄暗い展示場で、大作が煌めいている。やっと見にこられたという思いもあり、久しぶり見る大作にくらくらする。

ねぶた師が作るねぶたは一つ一つ表情が違う。立体芸術なので、できれば360度ぐるっと回って、前後左右から眺めるべきだ。

裏側に回っても、脇役たちがブイブイと迫ってくる。主役を食うほどの力強さだ。夏の夜にコレを見れば、さぞかし勇壮なことだろうし、当然ながらお囃子の音響効果もあるわけで、死ぬまでに一度で良いからライブで見に行きたいものだ。
このあと行った居酒屋でハネトのパフォーマンスがあった。およそ30秒ほど、掛け声に合わせてぴょんぴょん跳ねているのを目の前にした。たった30秒だったが、肩で息をつくほどの運動量らしい。夏にこの激動パフォーマンスをしていたら、まあ、神様が降りてきても不思議ではない気がする。高知のよさこい祭りでも同じような神がかり状態になるらしく、祭りの熱狂の中で結婚相手を見つけることも多いそうだ。
神世の昔から踊りと祭りと男と女の関わりは変わりがないのだろう。現代でも祭りは恋の始まりなんだろうなあ。(ぼーっと遠くを見る)

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