食べ物レポート

山田うどん讃歌? 傘下?

山田うどんが、山田うどん食堂に変わって、そろそろ2年が経つ。従来からある店舗は看板が変わっただけのようだが、新しい店はそれなりにファミレスよりというかファストフードっぽい作り構えになっている。単純に言えばテーブル席(ボックス席)が増えて、店内が明るくなった。おまけに、これは改悪のような気もするが、店内でかかるBGMの合間に、メッセージというかコマーシャルというか、色々と煩い情報が混ざっている。コロナだ、感染症対策だ、年末の予約だ、などとあれこれ細かく指導されているようで、ちょっとうんざりする。最近のスーパーマーケットも店内は「道徳警察」と言いたくなるくらい、あれこれ注意事項やらお願いというなの強制で満ち溢れているが、それをそっくり真似しているような気がする。飯くらいゆっくり食わせろ、と言いたくなる。

照明が邪魔をしているが、山田うどんのシンボル・マーク、カカシがモチーフになった壁紙は、イメージ転換としてはありかなという気がする。横にある山田うどん食堂マークはちょっと邪魔か・・・。山田うどん食堂の店に入っていることはわかっているのだから。この辺りが、まだ店づくり、インテリアでこなれていないところだな、などと考えていた。いちゃもんをつけるつもりはないが、気になってしまったのは職業病みたいなものだ。ただ、そんなうっとうしいことをいちいち文句をつける客もいないことだろう。店内の居心地はずいぶん良くなった。高速回転型の商売だろうから、居心地が良くなりすぎて長居をされても困るだろうな、と思うくらいに変化している。

最近、蕎麦を生蕎麦に変えたと訴えているのは気になっていた。お試しということで、ざるそばを頼んだのだが、これだけだと300円というお手軽価格なので、なんだか申し訳なくなり、一番人気の「かき揚げ」を追加した。これでもワンコインでお釣りが来る。確かにそばは旨くなっていた。ただ、「うどん」屋なので、そばを食べる人の割合がどれくらいなのかと、ちょっと気になる。それにしても、山田うどん食堂全店で考えれば生蕎麦化はかなりの決断だっただろう。
埼玉県の街道沿いでは駅の立ち食いそば的な感覚で使えるレストランが少ない。ファミレスもメニューを多様化しているので麺類を提供している。が、ニーズの本質は麺類を食べたいということよりも、手軽にささっとかきこめる軽食需要なのだ。そこにこそ山田うどんの存在意義があった。ファミレスとの差別化のポイントとも言える。ただ、山田うどん食堂と改名して、ファミリー層の獲得まで含めた客層拡大が狙いのようなので、メニューの追加、基本商品の品質改良は欠かせない。外食企業の定石だろう。
結論を言えば、生蕎麦導入は正解なのだというのが、食べた後の感想だった。ちなみに、平日はそばの大盛りが無料だそうなので、主客層の男性サラリーマン(ガツンと食いたい派)にも対応している。メニューのラインナップを見ると、この先、ファミリー向け、サラリーマン向けのどちらの方向に進化していくのか見当もつかない。ただ、駅前ではなく田舎道の途中に存在する食堂は貴重だ。埼玉の誇りとして頑張ってほしいぞ。

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