街を歩く

北西池袋は勃発した看板戦争?

池袋西口@DEEPの続きになる。池袋西口散歩で見つけた看板がとてつもなく面白いので、いくつか並べてみた。

一つ目は「日中 ラーメン対決」で平仮名が混じっているのが日本勢の看板。京劇の役者の顔が目印で日本語には存在しない漢字を使っている大陸チャイナ勢的な看板との対決シーン。この2店は徒歩1分圏内にあるので、どうみても直接対決していると思う。チャイナ勢がカタカナでシセンマーラータンとふりがなをしているあたりが、日本侵攻作戦(笑)をよく研究しているのがわかる。四川料理で麺といえば坦々麺と短絡的に思ってしまうのだが、ラータンというものがあるのだなとお勉強になった。どんなものだろう。酸辣湯麺の酢を抜いたようなものだろうか。ディープな興味が湧いてくる、怪しい看板はすきだなあ。もっとも、もり中華を食べるのが先攻で、後攻がラータンか。

第二戦目。同じく徒歩1分圏内で似たような看板を発見した。虎のマークで東京 NO.1を訴えている「東北王熏醤」。ちなみに「熏」という字は読めなくて、調べてみたらJIS第二水準の難読漢字だった。読みは「くん」だ。薫と間違えやすい字だなあ、というのは余談。その店名の下にあるバナーで、何やら読めないメニュー名らしきものが書いてある。大陸チャイナ勢で間違い無いだろう。こちらの店でどんな麺?が出されるのかは全く見当がつかない。謎チャイナ飯だ。想像するしか無い。謎すぎて店に入ってみるのは勇気がいる。もう一方は平仮名混じりの看板で、明らかに日本勢だとわかるが、なんだか字体というか看板デザインが似た感じだ。赤い地に白枠の黒文字という部分が共通だからだろう。たまたまなのか、どちらかが真似をしたのか。あるいはデザイナーが同じなのかもしれない。

第三戦目。雑居ビルの壁面看板もよく見れば色々とお面白いことが発見できる。2F 山内農場は日本の居酒屋チェーンが運営している純国産ブランドだが、漢字しか使われていない。3Fは「どり」だけひらがなで、やはりこれも日本ブランドチェーン店だ。4Fがちょいと怪しげな雰囲気を出している。オール漢字の「四季海岸逸品火鍋」はどちらの勢力だろう。漢字だけで判断してはいけないような気もする。日本企業が池袋の火鍋ブームに乗っかって開発した店かもしれない。5F新富麗華カラオケもかなり怪しい匂いだ。「新富町」は地下鉄の駅名でもあるから、新富は日本語だとも言える。麗華さんは最近のキラキラネームの中ではおとなしめの方だろう。ただ、その2単語が合体するとなぜか異国の匂いがしてくる。看板を眺めているだけで、こんなに楽しめるのは池袋くらいだろう。

ここは台北?香港?上海?

そして極め付けが、このお店。なんだかサンフランシスコのチャイナタウンでこんな店をたくさん見たような気がする。台北や香港の街角にも、こんなメニュー写真を店頭に張り出したレストランはたくさんあった。メニュー写真を見ると日本語で説明してあるが、看板を眺めると読めない漢字の下にアルファベットでふりがながしてあり、それが怪しい。どうも店名(漢字)の日本読みのようだ。普通アルファベットで書くときはチャイニーズを英訳した単語が並ぶと思う。富貴飯店がMandarin Hotelなどと 表記されるようなことだ。
ところがこの看板では ーーーーDAIFUJINとなっている。大夫人=DAIFUJINらしい。この読みは日本語なのか?
やはりこれは日中ハイブリッドと考えるべきだろう。おそらく看板にある「周黒鴨」というのは、看板に載っている女性と思しきイラストの方の名前なのだろうなあ。カーネルサンダースとかマクドナルドとかと同じ人名がブランドになっているということか。
池袋にいながらディープなエスニック体験ができるとは、便利な世の中になったものだと思う。が、店内に入ったら日本語メニューがないとかいう怪しさもありそうだ。不思議な街、池袋ノースウェストだ。

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