街を歩く

半額の威力 思い知ったなあ

バーガーキングが時々やっている「ワッパージュニア半額セール」は面白い仕掛けで、午後2時からスタートする。ランチには購入できないという時間限定の仕組みだ。ネットのニュースでキャンペンーんのことは読んでいたが、すっかり忘れていた。たまたま近場のバーガーキングの前を通りかかったら、店頭にポスターが一枚掲示されていたのをみて思い出した。時間は午後3時半過ぎ、対象時間になっていた。一度は通り過ぎたのだが、思い直してポスターを確認した上で店内に入った。

朝から晩までかかっているバナーやポスターには半額セールのことは触れられていない。そもそもバーガーキングの大ファンでもない限り、ネットニュースで乗る小さな記事にどれだけ客が反応するものかと思っていた。店内に入ると5−6人が商品待ちをしていた。昼のピークを過ぎた午後にしてはずいぶん人数が多い。従業員の数が足りていないのかなどと思っていたが、待ち客の商品を手渡すときに、商品と数量の確認をするのが聞こえてきた。なんと全員がワッパー待ちだった。自分が注文した後も連続して客が入ってきた。カウンター前の隅っこで待っていたので、注文が全部聞こえてくる。5人全員がワッパーだった。
ワッパージュニアを一個だけ注文した客が3人、ワッパージュニアだけ2個が一人、ワッパージュニア4個とサイドアイテムで900円くらいの注文が一人。5人の客単価は300円程度だから、通常の半分以下だろう。これでは売るだけ損するレベルだと思った。
しかし、何よりも驚いたのが半額のバーガーを一個だけ注文できる客のメンタルの強さだ。鋼のメンタルという言葉がうかんできた。すごいことだと感心した。それ以上に、ワッパージュニアの連続コールに負けず、厨房ではたらく製造担当者の精神力に同情してしまう。結局、コロナの後の外食市場の惨状は、こうした極端なディスカウント策を生み出すのだろう。
そして、その策に乗るのはバーゲンハンターと言われる、普段は利用しない人たちが中心になる。次回の定価販売でのリピートを期待して広告宣伝費と割り切れれば、半額セールスもありかもしれない。ただ、大多数の客は半額以外の時は近づきもしないはずだ。洋物ファストフードはコロナの自粛時期も、それなりに健闘してきたはずだが、客寄せパンダは半額セールしかないのかとちょっと寂しい気もする。
それでも看板商品のフルサイズ・ワッパーはディスカウントの対象にしないのは偉いなと思っていたら、どうやらワッパー2個で1000円というハイエンドのバリュー策をやるとのこと。なんだかなあと思いつつ、バーがキングは好きなので、頑張って欲しい。

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