食べ物レポート

オーケーのカットピザ

平日にしか売っていないオーケーのカットピザを買い出しに行った。昼飯にしようという魂胆なので二枚買うことにした。だが、二枚買っても300円以下というリーズナブルを超えたハイパーバリュー価格だ。高い方がソーセージとベーコンのピザで、個人的にはこれが一番アメリカンピザっぽい気がしている。

見た目でわかるが、ソーセージを含めてトッピングに焦げた形跡がない。高い温度で一気に焼き上げたというより、低温で火を通した生地の上にぱらっとトッピングを乗せた感じだ。だから石窯焼きピザのパリパリ感は期待してはいけないのだが、そもそもそんなことを最初から考えてもいない。まあ、このピザは平たく言ってしまえばトマトソースとチーズがかかった調理パンだ。生地自体も甘めでふわっとしたリッチ系だ。ご飯として食べるには、ナポリピザのようなリーン系ピザと比べて、こちらの方が出来が良いとも思う。何より肉系トッピングは、食べた時の満足感がたっぷりだ。

こちらは安い方で、トマトがトッピングになっている。マルゲリータとは、言ったもの勝ち的なネーミングで、トマトソースとチーズとバジルの3点セットであれば、マルゲリータと言い張って良いと思う。カレーパンといっても中のフィリングがキーマカレーであったり、野菜ごろごろカレーだったり、牛すじカレーだったりするようなものだ。
チェリートマトは甘味が強いので、ピザに使うトマトとしては向いていると思う。一般的なトマトのももたろうはピザには全く向いていない。ももたろうはピザソースに使うのも論外だと思っている。あれは日本人向けの生食用トマトで、調理加工に全く適さない。限りなくフルーツ化した野菜だと思って使う方が良い。少なくとも、ピザやパスタのようなイタリアンの素材としては不向きだとおもっている。
「お客さん、すみません。バジルの葉っぱを使うと、とてもこの値段ではお出しできないです」というだろうから、バジルソースを使うというのはお約束みたいなことだ。あっさり系(ピザにあっさりとは変な形容詞だが)を好みであれば、バジルソースはあっているだろう。

ついでに、このお手軽価格のピザと調理パンの代表選手みたいなカレーパンを比べてみた。コンビニやスーパーで売られているカレーパンは比較的お安い。100円+アルファといった価格帯で収まっている。150円を超えることはあまりない。
工場生産ではないスーパーのインストアベーカリーなどでは150円越えもあるが、それは珍しい。そうした市場価格感からすると、ちょっと高めの値付けのように見えるのがこちらのカレーパンだ。ただ、食べてみるとそれなりに納得できる。安いカレーパンにありがちな、中がほとんど空洞で具が少なくて騙された感みたいなことは全くない。ぎっしりと具が詰まっている感じがある。カレーパン発祥と言われる東京の下町までカレーパンを買いに行ったことがあるが、そこも具沢山だった記憶がある。やはりカレーパンの価格は、中の具材の量に比例しているのだろう。100円の空洞パンよりは50円高くても中身がいっぱいの方が良いと思う。

その出来の良いカレーパンとピザを並べてみた。ほぼ同価格だがピザの方が、ビジュアル的には勝っているように見える。カレーパンが茶色一色というハンディがあるのは確かだが、やはりピザの面積の大きさが、ごちそう感というか食欲をそそるというか、見栄えが良い。スーパーの惣菜担当にこの手の視点があるかどうかは知らない。惣菜に見栄え重視の視点が必要とされるかどうかは、企業としての考え方だろう。ただ、ピザの方が消費者視点から見て戦闘力が高く、おそらくカレーパンの改良型よりも値付けが高くできそうなことだ。トッピングのアレンジでバリエーションを増やすのも容易だ。

などとちょっと難しいことを考えながら、家に帰ってガスのグリル台でピザを温めて美味しく食べた。ピザは電子レンジでの再加熱には向いていない。レンジアップすると、ほとんどパンの食感になってしまう。1/4カットは手で持つには大きすぎるので、半分にカットすれば良いのだが、面倒くさくなり箸を使って食べる。箸でピザを食べると、手も汚れないし、こぼれ落ちたトッピングも拾いやすい、食べやすい。おすすめの食べ方なのだが、家の外でそれをやると、かなり変な奴扱いされるので注意が必要だ。ちなみにケンタッキーのチキンも箸を使って食べるのが一番合理的だと思っている。是非お試しください。

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