食べ物レポート

セコマのBig 2 かもしれない

久しぶりに北海道上陸し、気になっていたセイコーマート、セコマのパンを買ってきた。一つ目はヨーカンパンの新種で、北海道では定番の豆パンの上にヨーカンコーティングをしたものだ。さほど気にしてもいなかったが全国でヨーカンパンは当たり前のものではないらしい。
確かに東京に来てしばらくしてからヨーカンパンを見かけないことに気がついた。豆パンは好物だったので、東京に来て3日目で豆パンが存在しないことに気が付いた。普段食べ慣れたものがなくなると、人はずいぶん悲しい思いをするものだ。豆パンは恋しい気分にはなったが、ヨーカンパンは恋しくはならなかった。そのためにヨーカンパンが存在しないことに気付くのが遅れた。見た目が同じようなチョコレートコーティングのパンはどこにでも売っていたから、錯覚していただけかもしれない。

チョコレートではない、ヨーカンコーティング

豆パンはメロンパンのような丸型のパンの中に、金時豆の甘納豆が入ったパンだ。似たような甘い豆が入ったパンは四国高松で発見したことがある。なぜ高松で?と思ったが、高松のうどん屋では甘い豆の天ぷら・かき揚げが売っていたので、おそらく甘い豆需要が高いせいだろう。北海道でも赤飯は小豆のものと甘納豆のもの2種類が混在する甘い豆文化圏だ。標準的な赤飯は甘納豆のもので、小豆の赤飯は異文化のものだとずっと思い込んでいた。赤飯文化のインプリンティングということだ。だから、いまだに東京で赤飯は食べることが少ない。あれは異文化の食い物だという心理障壁があるのだと思う。
この豆パンは、そういう甘い豆礼賛文化が産んだ北海道的解答であり大歓迎だが、全国的にはほぼ異端の食い物だと思う。普遍性は・・・ない。文化的に許容度が広い東京圏でもこれは受け入れられないだろう。似たような存在にべこもちがある。ルーツは岩手のようだが、北海道では極めて日常的な和菓子だ。これも東京圏には存在しない。(たまに、ファミレスのとんでんで売っている)

セコマの文化的地平線を広げる努力は日々進行している。その発想は豊かで、常識を超える。その異端の開発者から、当然のように生まれてきたのがおにぎりパンなのだろう。おまけに中身はおにぎりの具材ランキング不動のNo.1 「ツナマヨ」というのだから、開発者の本気度がわかるというものだ。
そもそもコラボ先が新十津川町という自治体というのもすごい。ちなみに新十津川町は札幌からほぼ真北に70kmほど離れたコメどころだ。遠い昔、某国営放送で朝ドラの舞台になり、最近では日本一終電車の発車時刻早い駅があることで話題になっていたはずだ。(午前中に終電車が出る)
そのコメどころが米シロップ(それって何と聞きたいが)を提供して、パンに米の味をつけたようだ。食べると確かに米っぽい感じがする。

ご丁寧なことに、おにぎり風に海苔が巻いてある。この海苔がなければただの白パンに成り下がるので、海苔はルックス的に重要だ。ただ、食べてみるとわかるが、おにぎり感を増すため「味」の面でも海苔は良い仕事をしている。

売り場のPOPを盗み撮りしてきたが、確かにパンコーナーの中ではイチオシ扱いだった。ただ、やはり根本的な疑問が残る。なぜ、パンをおにぎり味にしなければいけない?
まあ、ヨーカンをパンにかけるセンスがあれば、パンをおにぎりに変えるというのは、ほんの一息のジャンプかもしれないが。セコマのパンの中ではちょっとお高めのブランド感を漂わせることもあり、次はサロマ漁協とコラボしておにぎりパン・ホタテ味とか日高産鮭を使ったおにぎりパン・鮭味とか、色々とシリーズ化されれば楽しいなあ、と妄想している。セコマで去年は焼きそばパンの代わりに味噌ラーメンパンも売っていたし・・・。

個人的には、この昔懐かし「ポテサラパン」が好物で、価格は税込100円と渋い値付けだ。本当にセコマはわざわざ買い物に行きたくなるコンビニだ。何とか関東圏の出店拡大をしてセブンに成り代わってコンビニ王者になってほしいなあ。

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