食べ物レポート

Takeoutで 日高屋飯

近くの日高屋でランチ時には500円弁当も売っているが、ちょっと遅めのランチで、庭飲みをしようと企み単品を注文してみた。ネットで注文できるということだが、実はネットのメニュー表には載っていないものが欲しくて、電話をして確認した上でわざわざお店まで買いに行った。このご時世にアナログなことをしているという自覚はあるが、これは「不要不急」の外出ではないので・・・と内心で言い訳する。
買ってきたものは「バクダン炒め」と「キムチチャーハン」の二品になる。おそらく電子レンジ対応容器だと思うが、お店から歩いて5分で自宅だし、そのまま食べるのでアツアツ状態だからレンジアップも不要だ。

「バクダン炒め」は、辛い野菜炒めというかキムチ入り野菜炒めというか、ともかくビールのお供としては最強だと思っている。いつもは遅めのランチとか早めの夕食でビールと合わせて頼む、個人的な日高屋絶対定番なのだが。現在は店内での酒類提供禁止なので、自宅の庭でビールと合わせて孤食宴会をすることにした。まあ、一人飲みも青空の下であれば気持ちが良いし、公園で群れて飲むわけではないので誰に迷惑をかけることもないと自己弁護しながらだ。ちなみに正確には飲んでいるのはビールではなく、発泡酒大手3社の新製品を比較しながらの試し飲み。好みとしてはサントリー製がよろしい感じがした。いつも店内で注文しているものより、肉が多い気がしたのは気のせいだろうか。キムチ肉野菜炒め、肉マシマシ的な感じがしたのだが。決して文句があるわけではありません。

そして、個人的日高屋絶対定番その2がキムチチャーハンだ。町中華で、ありそうであまり見かけないのが、この「キムチチャーハン」という食べ物だ。自宅で作ろうとしても、なかなか上手に作れない。飯がキムチのつゆに負けて、ベタっとしてしまいがちだ。
某グルメ小説で、チャーハンは酒の肴になるという一文を読んで以来、確かにチャーハンを肴にして酒を飲むことが増えた。チャーハンは店によって味付けが異なるが、濃いめの味付けの店のチャーハンであれば、酒の肴として完成度は高いと気がついた。問題は、ものすごく腹が膨れることで、正しいお作法としては複数名で中華小皿料理を2−3注文して、半チャーハンで締めながら酒を飲むという感じだと思う。だが、これを孤食でやるのはとても難しい。
それを一気に片付けるためには、キムチチャーハンとビールという組み合わせが良い、というのが当面の結論だ。まあ理屈っぽく言えば、最初の半皿は肴として食べ、残りの半分はラー油をかけたり酢をかけたりして味変した上で、「締めの飯」としてやっつけるという寸法なのだが。ただし、このやり方でも、食べ終わるとほぼこのまま横たわりたいと思うほど腹が一杯になる禁断の飲み方なので、あまり他人にはお勧めしない。ただし、今回は自宅の、猫の額ほどの庭での飲み会なので、飲み終われば3歩で「横たわる場所」に到達できる。問題なしだ。

政府が酒飲みを禁止するのであれば、それを掻い潜るように公園飲み・路上飲みする奴らが出現する。屋外バーベキューがブームになる。「官」と「民」の戦いなんて、人に知恵が生まれ群れて暮らすようになってから、連綿と繋がっていることだ。まあ、その辺りをもっともらしく反感を煽り、自分たちの商売に繋げようという悪徳メディアの自己中発言に付き合ってやる必要もないし・・・。黙って「裏をかいくぐれば良いのだ」と発泡酒 ◯むぎ などを飲みながら、人類の官民闘争史に思いを馳せる、高尚な一人飲みを楽しみました。キムチャーハンおそるべし、敬うべし、うまし。

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