食べ物レポート

青唐辛子の使い方 三升漬けagain

Photo by Javier Balseiro on Pexels.com

青唐辛子は、まだ未熟の唐辛子で辛味が少ない、という話を聞いた。確かに真っ赤に完熟した唐辛子の方が辛そうだ。だからと言って、青唐辛子の辛味が少ないとは言えないのではと思うが・・・。辛い料理で有名な東南アジア系、特にタイの料理では「命を無くす」と言いたいほど辛い青唐辛子を使った料理を食べたこともあるしなあ。ただ、近親種のグリーンペッパーでは辛味が少ないものもあるし、色だけで辛さを決めつけるわけにもいかない。今のピーマンはほとんど辛味がないし、最近はすっかり普及した万願寺唐辛子も辛味がほぼない。

自宅のプランター農園(笑)で青唐辛子を調達したのは前述のとおりだが、二つの苗が無事成長して、二株の唐辛子から青唐辛子100gが採れた。その後、取り残しておいたものが赤唐辛子まで完熟して50g採れた。一株当たりの採取量は75g+あまりが少々ということになる。確か苗はひとつ300円くらいだったと思うので、経済合理性から言うと唐辛子は八百屋で買う方がよろしい、自家栽培ではお得にならないようだ。ただ、プランターではなく地面に植えてもう少し大きく育てれば、もっと大量に採れるような気もする。これは来年の課題だ。そして、この自家栽培青唐辛子を使って、今年も三升漬けを作ってみた。

三升漬けは東北から北海道にかけての地方食らしい。ルーツは東北だろう。北海道は移民とともに伝えられた食文化だと思う。作り方は簡単で、細切りにした青唐辛子と同重量の糀と醤油を入れて放置する。放置期間は2−3週間程度で、常温室温放置、つまり放ったままと言う究極の怠け者向け料理だろう。発酵に伴い麹のつぶつぶが溶けていき、醤油が混濁していく。途中で2・3度瓶をひっくり返すが、これもいい加減なタイミングで決まりもない。ただ、奥まったところにしまうと忘れてしまうので、デスクの上に置いたまま保護観察していた。
使った瓶の容量が400ml程度のものだが、出来上がるまでほぼ20日程度だった。現在は冷蔵庫に入れて、追加低温発酵中だが、そろそろ食べ始めようかと思う。昨年の秋につけたものはまだ越年熟成中だが、それと食べ比べるのも良いかもしれない。

自粛強制中のささやかな楽しみといえば、この手の漬物に限る。人様に差し上げるほどの腕前でもないので、完全に自己消費するだけだが、植物を育ててそれを加工食品に仕上げると言うのは、何やら「崇高な」行動のように自己陶酔しております。

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