食べ物レポート

まくわうり

なにやら、成長に失敗したスイカのような見栄えのマクワウリ。家のプランターで育てていたのだが、病気にやられたらしくいきなりツルと葉っぱが枯れてしまった。仕方がないので採集したが、大きさはゴルフボールほどで、水洗いしたら表面のシマシマがかすれてしまった。

大粒の梅干しを入れたら10個ほど入る小鉢にマクワウリを入れてみたが、どうにも悲惨な光景というか、小さな悲しみが込み上げる。2日ほど追熟させて食べてみた。匂いはうっすらとメロンで、甘みはほとんどない。わずかな甘みを感じるきゅうりみたいな食感だった。無事育てば、ソフトボールくらいにはなるはずだったのに。昔スイカを育てた時も、ソフトボールくらいで成長が止まった記憶がある。やはり素人が手を出して良い作物と、素人には無茶な作物があるのだと思い知った。ちなみに、瓜科の作物はいつも失敗する。今年挑戦したキュウリは、たった1本だけ実になったが、5cmほど育ったあたりでひょうたんのように下膨れになり成長が止まった。
大量に収穫できたのは(今でも採れる)ミニトマトと唐辛子くらいだ。やはりプロの農家にかなうはずもなく、冷静に考えれば苗代をクリアできたのはトマトだけ。唐辛子は八百屋で苗代と同額を払えば、実がついた量の3−4倍くらい買えそうだ。家庭菜園というのは実に経済計算が成り立たないブルジョワ趣味なのだと反省。今年、自分の家で再生産可能だったのは「朝顔」だけだった。

なので、来年はコスト対策を含め種からマクワウリに挑戦してみよう。素人の農業挑戦は、その程度のものだ。

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