食べ物レポート

諏訪のラーメンで大陸北方を偲ぶ?

2017年の記憶 11 昔に撮ったiPhone写真から引っ張り出してきたあれこれ

中央高速諏訪インターを降りてすぐを諏訪湖方面に左折してしばらく直進、その後で諏訪大社に行くには左折する交差点を、右に曲がればすぐのところに、いつでも混雑しているラーメン屋がある。このちょっと変わった名前のラーメン屋に初めて入ったのは10年以上前だと思う。ハルピンという言葉にどんな意味があるのだろうと不思議に思っていたのだが、なんとそのまんまで「中国の都市」だった。店内にある「店名とメニューの由来」みたいなものを読んでみるとわかることで、あまり深い意味はないようだ。ハルピンという土地の特産物ということでもないようで、なんだか餃子の由来と同じようなことらしい。
ちなみに、焼き餃子は本場の中華料理体系の中では存在しないようだ。餃子のようなものは色々とあるが、水餃子が主流で日本的な焼き餃子は見当たらないらしい。台湾で現地の友人に教えられた中華料理アルアルだ。北京料理を含む北方系料理では棒状の焼き餃子のようなものはある。紅虎餃子房で売っている鉄板餃子はそれに近いものだと思っている。

そのハルピンラーメンだが、ニンニクを効かせた味噌ラーメンのようなもので、スープは濃厚だ。底に味噌がたまるのでよくかき混ぜて食べるようにとご指示がある。麺は細めの丸麺で、スープとよく馴染む。もっとがツン系のニンニクラーメンというものもあるが、それを食べると夜になって寝た後にシーツがニンニク臭くなるくらいの強烈さだから、食べる時には注意が必要だ。小さいご飯がついてくるので、最後は残ったスープにライスを入れて「追い飯」が楽しめる。ニンニクおじやといった感じだから、これはそれぞれの好みだろうか。半年食べていないとムズムズしてくる中毒性の高さがあり危険食品だ。この前食べたのは去年の終わり頃だったから、どうやら禁断症状が出始める時期になった。うーん、ハルピンラーメンさん、埼玉か東京の何処かに支店を出してくれませんか。お願いします。

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