旅をする

成田でうなぎ

2017年の記憶 #5 昔に撮ったiPhone写真から引っ張り出してきたあれこれ

首都圏では一番訪れた機会が多い町が成田だと思う。勤務先があった恵比寿は毎日通う場所だったし、帰りがけにいっぱいやるため新宿には立ち寄ることが多かった。そうした日常的な街と違い所用があるから、わざわざやってきたという感じがするのが成田だが、厳密にいえば成田の町ではなく成田空港に来ていた。空港を訪れた回数でいえば、羽田空港の方がはるかに多いが、羽田は感覚的に「駅」なので通過点意識しかない。成田空港は「駅」というより、長旅の始まり、第一チェックポイントみたいなところがあ理、意識の上では「街」だった。
そのせいで、あれほど有名な「成田山新勝寺」のお不動様にお目にかかったことがないことに気がついたのは、タモリの出演する某テレビ番組をみたときだった。そこで、青春18切符の残り、最後の一回分を使い成田に行ってみることにした。東京駅から千葉で乗り換え成田駅までは、なかなか乗りご耐えるある距離だ。この頃から御朱印集めを始めたこともあり、日帰り旅としてはなかなかの充実ぶりになった。お不動様を拝んだ後の楽しみは、「うなぎ」。

最近ではますます高級品化してしまった鰻だが、どうやら成田詣に鰻はつきものらしい。門前町をぶらぶらと歩いていると何軒も鰻の店が目に付く。事前に調べていた有名店も、平日ということでスルッと入れた。店頭で鰻を捌いているのが覗き見できるのが、新鮮さを感じさせる。鰻重は上品に食べるものではないと勝手に思い込んでいるので、熱々の鰻をご飯と一緒にガツガツと勢いよく食べる。江戸時代はまるぎりにしたものを焼いて食べたようだが、この開きで焼くスタイルを考えだした職人?は偉大だ。東京に出てきて初めて食べた鰻にびっくりしたのはもうずいぶん昔のことだ。蒲焼といえば秋刀魚の蒲焼の缶詰しか知らなかった地方出身者にとって、うなぎとは本の中でしか知らない、何やら怪しげなうまいものの代表だった。今では自前で注文できるようになった、我が身の立身出世(大袈裟な・・・)の印みたいなものだ。一年に何度か無性に食べたくなり、今日は鰻を食べるぞと勇んで外出することもある。名古屋のひつまぶし、諏訪の鰻の名店、そして高知の四万十産鰻、どれもこれもうまいものだ。今年の夏は鰻三昧してみようかなあ。

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