2017年の記憶 #2 昔に撮ったiPhone写真から引っ張り出してきたあれこれ

2017年の春先に関西に出かけて神社仏閣巡りをした。その時の起点を大阪の「みなみ」にしたのは、高野山が主目的地だったからだ。南海電車の特急で高野山を目指すことにしたための難波泊まりだった。大阪には数知れないほど出張していた。それでも、難波駅界隈に宿泊することはなかった。大体は阪急梅田駅周りに泊まっていた。たまに浮気をしても神戸三宮界隈だっだ。
ホテルの近くで晩飯をと思って、千日前をぶらぶらしていた。有名な洋食屋のカレーを食べに行こうかなどと思っていたが、あの有名な饅頭屋の行列を見つけて気が変わった。饅頭屋の二階にある中華料理やの看板が目についたからだ。そしてその中華料理屋でメニューを見て、これまたなんの躊躇いもなく酢豚定食にした。思い返せば、大阪で酢豚を食べるのは初めてだった。
結果は(個人的な意見だが)、東京酢豚と比べるとちょっと甘い。ただ、他の大阪の中華料理店の酢豚を食べ比べていないので、この店だけの違いなのかもしれない。奈良で食べた酢豚も神戸で食べた酢豚もやはり甘い感じがしたので、やはり関西圏では甘めの味付けが好まれるのかもしれない。甘い酢豚が不味いというつもりもないし、丼飯をモリモリ食べ切るほどで「おかず」として上等なものだった。確かに大阪に行ったら粉物だ、というちょっと偏った意識はあるが、大阪は首都圏に次ぐ大規模都市圏なので洋食や中華もおおいに楽しめるはずだ。次回は中華料理屋巡りでもしてみようか。その時の比較対象は酢豚とチャーハン、天津飯あたりかな。