街を歩く

西新宿 5月6日 昼間

新宿駅西口から大ガード方向に進む途中の横丁。数年前に火災になり、ちょっとした騒ぎになっていたが、都心部に残る横丁としては、ほぼラストという感じだ。何やら中国系の女性が接客する店が増えたのは、また貸しのまた貸しが何重にも起きているからなのか。こういう店によくいそうな無愛想なオヤジ店主などはほとんどみかけない。ただ、飲んでいる客のほとんどが、人生後半に入ったような「オヤジ」族だ。だいたい飲んでいる連中が(自分も含めて)妙に背中が丸まっているのが気になる。本当に背筋をピンと伸ばして酒を飲んでいる奴は見かけない。いや、断言する(個人的感想です)。

桜の季節もとうに終わった5月に何故か造花ながら桜が満開なのだが・・・。赤提灯もぶら下がって入るが、灯りが入っている方が少ない。狙ったわけではないが、この時は通行人すらいなかった。

平日であれ、この横丁は昼から呑んべいで満席の店も多かった。5月6日はほぼ無人。行列のできる立ち食い蕎麦屋も行列なしだった。おまけに人気のラーメン屋まで空席がある。確かに、この横丁に来てチャーハンだけ食べて帰る客がどれだけいたことか。なんだかなあ、と思い込みつつ、こちらも足早に通り抜けるだけ。禁酒法時代の情け無用というか、飲み屋街の無惨な有様に心を痛めることになった。戦前の飲食店向け配給券復活まで、あともう一息のような気がする。コロナという戦争に、この国の政府はまた負けることになるのかもしれないなどと、ちょっと高尚なことを考えてしまった新宿西口思い出横丁でありました。

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