旅をする

土佐手ぬぐい

ハンカチがわりに手ぬぐいを使い始めて、20年くらいになる。色々と使い勝手が良いので、出張先でのお目当ては、ご当地手ぬぐい探しだった。ご当地ながらのデザインが面白い。その中でも土佐手ぬぐいという、高知の手ぬぐいシリーズは柄が野菜や魚で、色使いも鮮やかな優れものだ。

実は土産物屋以外で手ぬぐいを手に入れようとするとなかなか大変だ。東京で言えば浅草の商店街から外れたところに専門店が一軒あった。いわゆるお江戸デザインでそれはまた風情があるのだが、あれは東京都民向けというより浅草観光客向けなのだろう。デパートの呉服売り場に行けば、風呂敷と並んで置いてあるはずだが、日本橋のデパートですら品揃えは少なめで、新宿のデパートではほんの片隅に置いてある程度だ。いかに、手ぬぐいというものが廃れてしまったかとも思うのだが。

吸水性が良く、洗って使い続けているうちに微妙に色が変わってくるのが楽しみだ。恥から糸がほつれてくるのを、ハサミで切り揃えるのも楽しみの一つだし。旅先では使用したものを洗って一晩干しておけば乾いている。使い勝手抜群だとおもうのだがなあ。そもそも、ハンカチというものの存在も、何やら色々とお作法があるようなことを、おしゃれな方のエッセイで読んだりしたので、微妙な反発感もあり手ぬぐい派に転向した。最近はすっかり旅に出ることも無くなったが、手ぬぐいのストックは10年分くらいあるので困ることもないだろう。それでも、高知に行って土佐手ぬぐいの新作を手に入れてみたいなあ。

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