駅弁

ヘッドマーク弁当の話

駅弁が好きなのだ。その中でもピカイチだと思うのが、JRの特急電車ヘッドマークをデザインした「限定弁当箱」使用の駅弁だ。いつでも売っているわけではなく、夏や冬の行楽時期に期間限定で販売されている。駅弁大会でもお目にかかることはある。この北斗星の弁当亜h2年ほど前に大宮駅で販売していた。北斗星は予約の難しい人気列車だったので、乗車経験は3回ほど。上野から札幌行きが一回、札幌から大宮までが2回。家族旅行としてはなかなか楽しい経験だった。

3年前の夏に買った?ような記憶が

弁当箱代のせいか、駅弁としては破格の2000円だが、中身はそれほど(超がつくほど)豪華なわけではない。ごくごく普通の幕内的な取り合わせだった。これを電車の中で食べるか、持って帰って食べるかは、いささか悩むところだ。というのも、この弁当箱を捨てるわけにはいかないので、食べ終わったらすぐに洗いたい。列車の中で食べると、洗うのが難しい。なので、この日は散々迷った挙句、結局は弁当を2個買った。北斗星弁当は出張先のホテルで夕食にして食べた。

駅弁を買うときには、ときどきこんなふうに2食続けて駅弁になることが多い。何種類かある駅弁を一つに絞りきれず、2個3個と買ってしまう。もうこの駅に来ることは一生ないかもしれない、という強迫観念に襲われての防衛行動だ。ただ、この防衛行動をすると、その地の名物を食べにいく機会が駅弁に変わってしまうという究極の悪魔的選択でもあり、それを避けるため昼と3時のおやつに駅弁食べるしかないとなることも多い。駅弁道を極めるのは厳しいのだ。

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