食べ物レポート

牛丼食べた

先週外出した時、昼食の時間が10分しかなくて、ちょっと迷ったのだが牛丼にした。それも、個人的定番の吉野家ではなくすき家だった。すき家の牛丼は、街道沿いにある一軒家タイプでよくお世話になる。周りに飲食店がない、あれっというところに出店していることが多いが、逆にそのせいで客が集まっているような気もする。「逆張り戦術」が機能しているのか。吉野家は車で移動するときには店がみつからない。駅前でマクドナルドの3軒隣みたいな場所が多い気がする。

牛丼は、紅生姜と唐辛子で赤く染めて食する

牛丼は30代後半で卒業する人が多いと聞いたことがある。多めの飯と牛バラ肉のボリュームが年齢的にキツくなるのが理由らしい。確かに牛丼喫食回数が減ったのは確かだが、それでも月に一度くらいは食べても良いような気がしているので、まだ未卒業者らしい。生まれ育った北の町では牛丼屋が定着せず、東京に出てくるまでほとんど食べたことがなかった。そのせいなのか、東京付近(笑)に出てきて外食店店長をしている間は、人様の10倍くらい牛丼を食べていた記憶がある。最長で50日くらい連続で食べていた。体の中の半分は牛丼とフライドチキンでできていたと言っても嘘ではないと思う。それくらい食べ続けると牛丼の味の違いがわかるようになる。煮込んでいる時間により、あっさり目から超濃い目まで、ずいぶん具材の味が変わる。濃いめの味の日は「今日はきっと暇なんだろうな、自分の店も暇だったしな」、などと外食景気のバロメーターみたいなものだった。逆に玉ねぎがまだ味がついていないパリッと硬めの時は、「おやおや、忙しすぎて仕込みが間に合わなかったか」などと思っていた。
後年、吉野家の部長さんに店長時代の汁だく話を聞いたことがある。客から「にいちゃん、汁だくで」と頼まれると、「はーい、目一杯汁だくで、マニュアル通りでお出しします」みたいな口先だけの汁だく対応をしていたと笑っていた。今は本当に汁だくにするらしいが。

確かに若い時は、牛丼が安くて美味いと感じる時期があるだろう。牛丼のヘビーユーザーは週に3回、4回と通うらしいので、十円の値段差があればブランドを乗り変えるという。当然、大手3社は価格だけに限らず味のこだわりも含めて、外食業界で1番の激戦区であることに違いはない。その牛丼チェーンの競争に思いを馳せながら、すき家で食べた牛丼は何やらほろ苦い味がした。個人的な事情でしかないのだが、ついにご飯が完食できなかった。具とご飯半分でお腹いっぱいになった。寄る年波には勝てない、ということを牛丼で実感させられるとは、やれやれというしかない。

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