2年ほど前に物欲に負けて、これが最後のPC購入などと言い訳をしてAPPLE製ハイエンドマシンを手に入れた。画面の広さは作業性に圧倒的な差をもたらすと実感した。以来、ノートPCは単純なテキスト入力機に成り果て、それならクロームブックでも良いかよ思っていたら、今やクロームブックの低価格機が2万円代と昔のワープロ時代を考えれば夢のような話になっている。
(ワープロを見たことも聞いたこともない世代が増加中なので補足すると、白黒液晶画面がついて10行くらい入力できて、記録はフロッピーディスクという今や消滅した媒体を使った、テキスト入力(キーボード)と簡易的な印刷機能がついて20万円くらいした古代の事務機器。今では一般的なラベルプリンターのようなものだが、それより機能的には劣る)
それで、iMacの話なのだが、目の前にiMacとコンポのスピーカーを並べて音楽をかけながら仕事をしていると、どうやらiMac+Amazon Musicの方が、コンポ(sony製、Walkman接続、HD搭載モデルの中級機)+CDより、明らかに音質が良い。コンポの買い替えを考えていたが、やめることにした。
古いWalkmanはとうとう画面が見えなくなり(音は出るので、完全損壊ではない)渋々新型に買い替えたが、容量が16Gで、これならiPhoneの方がマシだと若干後悔している。iPhoneは128Gモデルだから、持っているCDその他の音源を全部入れても余裕だ。
かくして、長年愛用してきたsony製品はApple社の駆逐されてしまった。何やら個人的には20世紀から21世紀に変わったことの象徴のような気がする。