食べ物レポート

札幌シリーズ9 串鳥は本当にうまい

札幌市民の誰もが知っている(?)焼き鳥屋の串鳥は、庶民の味方と言える低価格と、間違いない品質の焼き鳥が食べられる優秀チェーン店だ。(断定)
オーソドックスな焼き鳥の他に、これまたバラエティー豊かな「変わり串」も多い。当然胃袋には限界があるので、串の選択は慎重にしなければいけない。

鳥も豚も内臓モツもメニューには載っているから、好みのものを注文すれば良いのだが、組み合わせとしては豚肉串とコリコリ食感の内臓肉から始めることが多い。一番左の串は豚肉をナルト状に巻いたもの。ジュワッとくる脂感がたまらんよ・・・となる。ピーマンの肉詰めはちょっとした変化球だが、つくねとは違った挽肉の旨味が味わえる。ヨシヨシと次の注文に取り掛かる。

左はヤマわさび(ホースラディッシュ)の醤油おろしを載せたもので、ツーンとくる辛味が絶妙だ。右の串は、軟骨でコリコリ食感がたまらんぞ、という感じ。日本酒の熱燗コップ酒がおともに最適と言いたい。大人の(オヤジの)渋い好物というべきだろう。

そして、第三グループは砂肝と新生姜の豚肉巻き。これが、串鳥のイチオシ(個人的な好みです)になるが、チーズを豚肉で巻いたものとか、餅を巻いたものとか、串鳥の変化串にはバリエーションが多く、全部食べ切った人はいるのだろうか(札幌に百人くらいはいそうだ)

東京にも串鳥は2軒あるので、そこに行けば串鳥体験はできるのだが、やはり札幌で近場の串鳥にふらっと入る感覚にはならない。わざわざ気張って来ましたよ的な「使命感」が必要になる。飲みにいくときに、この「使命感」はちょっと重たい。昔の仕事で食べ歩きしていたときは仕方がないと思っていた。ただ、ここしばらくは孤独のグルメ状態なので、さらっと店に入る現場感というかふらり感というか、飲みにいく時に大事たと思うのですよ。
東京にいる時は東京的な焼き鳥、たとえば高田馬場の串鉄みたいなところに行った方が良いと思います、はい。だから、串鳥は札幌でというのが正解なのでありますね。

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